北海道は自然豊かなだけでなく、食の宝庫でもあります。北海道名物の食べ物といえば、ジンギスカンや海産物が有名ですが、その他にも、魅力的な食材がたくさんあります。
北海道といえばジンギスカン。生ラムを味わえる
北海道でジンギスカンは、スーパーでも簡単に買うことができるとても身近な料理です。生のマトン肉(生ラム)を使用したジンギスカンを提供するお店も多く、観光客に大人気となっています。マトンというと、クセがあるのではないかと思うかもしれませんが、新鮮なので臭みはありません。中には、「お刺身でも食べられる」生のラム肉を提供してくれるお店もあります。
ジンギスカンに使用されるラムやマトンの多くは外国産ですが、近年は国産や北海道産のラム肉の使用も増えています。希少なサフォーク種ラムを使用し、ジンギスカンだけでなく、多彩なラムの魅力が味わえるようになりました。
蝦夷鹿肉で、ジビエに目覚める
近年ジビエ料理が人気となっていますが、ジビエ初心者におすすめしたいのが蝦夷鹿肉です。蝦夷鹿肉は低脂肪で鉄分が多く、クセが少ないのが特徴です。
また、近年エゾシカによる農産物や林業への被害も深刻化しており、積極的に蝦夷鹿肉を食べる動きも出てきています。そのため、蝦夷鹿肉を使用した料理をメニューに掲げるお店も増えてきています。ジビエをハムやサラミソーセージに加工した、シャルキュトリ製品なども取り扱いが増え、人気を博しています。