恋愛,歳の差,20代女性
(写真=PIXTA)

周囲に20代女性と恋愛している30~40代男性はいないだろうか。もしくは、ひと回り以上の年の差がある夫婦はいるだろうか。「そういえば」と思い当たる人も多いかもしれない。

実は年の差のあるカップルは意外に多い。「20~30代女性の約4人に1人は、ひと回り以上年上の男性との恋愛経験がある」――そんな調査結果がある。

ウエディング情報サービス事業のウエディングパークが2016年9月、自社サイトの「ガールズスタイルLABO」で発表したもの。20~30代の女性114人に「年上との恋愛」について調査したところ、24.6%が「ひと回り以上年上の男性と付き合ったことがある」と回答している。

24.6%ということは、20~30代の女性の約4人に1人がひと回り以上年上の男性との恋愛経験があるということになる。これは予想以上の数字ではないだろうか。

彼女たちは、年上男性のどのようなところに魅力を感じているのだろうか。

年上男性の魅力はどんなところ?

同調査で「ひと回り以上年上の男性の魅力はどんなところだと思いますか」と女性たちに質問したところ、1位「金銭的余裕」、2位「落ち着いた雰囲気」、3位「経験」という回答結果となった。

寄せられたコメントでは、「ひと回り以上年上の男性には、同年代にはない落ち着きがあり、金銭的余裕と経験からデートの幅が広がる」といった内容の意見が多かったという。その他の意見としては、「リーダーシップ」「レディーファースト」「ギャップ」「見た目」などが魅力として挙げられている。

また「恋愛対象として魅力的な男性芸能人」について尋ねたところ、1位「大泉洋」、2位「有吉弘行」、3位「阿部サダヲ」「所ジョージ」というランキング結果が出た。

理由としては、それぞれ「子供のようなやんちゃさと思いやりを持ち合わせた人だと思う」「面白いし、可愛いところもあるギャップが好き」「面白さと知性を兼ね備えている」「たくさんの遊びを知っていそうで、一緒にいて全く飽きなそう」などのコメントが寄せられている。

若い女性たちは、「同年代にない落ち着き、余裕」「見た目とのギャップ」などを魅力として捉えることが多いようだ。その傾向は、「魅力的な男性芸能人」ランキングからも見てとれる。つまり、そういった魅力を兼ね備えている男性は、若い女性と恋愛や結婚をする可能性が高いということもできる。

女性が結婚相手に求める条件とは?

とはいえ、「ひと回り以上も年下の女性と恋愛関係になるのはハードルが高そう」「若い女性たちは、本当に年の差のある相手を恋愛や結婚の対象として見ているのだろうか?」、という男性たちの声も聞こえてきそうだ。

では違う角度から女性の求める男性像を見てみよう。

前出のウエディングパークでは2016年8月、「結婚相手に求める条件」についてのエキサイトとの共同調査の結果を発表した。それによると、20~30代女性が結婚相手に求める条件で最も重視することは「性格・価値観が合う」こと、という結果が出ている。ランキングで表すと、1位「性格・価値観が合う」、2位「思いやり・優しさ」、3位「経済力」となる。

結婚相手に求める条件で最も重視する「性格・価値観が合う」「思いやり・優しさ」「経済力」という条件は、年上男性の魅力として紹介した「金銭的余裕」「落ち着いた雰囲気」「経験」という項目と重なる部分も多い。

「性格・価値観が合う」に関してはお互いの問題だが、「思いやり・優しさ」「経済力」に関しては、年上男性の得意とするところではないだろうか。

いくつ年上までが結婚対象となる?

世の中に年の差カップルは意外に多い。たとえば年の差のある芸能人夫婦を聞かれたら、すぐに何組かを思い浮かべることができるだろう。では、自分に置き換えてみるとどうだろう。ひと回り以上も年下の女性と恋愛をしたり結婚したりする未来をイメージできるだろうか。

インターネット調査会社のマクロミルが2011年8月に発表した「結婚意識に関する調査」では、20代の男女を対象に「何歳年上まで結婚対象となるか」という質問を行っている。それによると、結婚対象は「15歳年上まで可」「20~30歳年上まで可」「何歳上でも可」と回答した女性の合計は全体の27%となった。

つまり20代女性の4人に1人以上が、結婚対象は「ひと回り以上の年が離れた男性でも可」と考えているということになる。ちなみに、「10歳年上まで可」とした女性は36.5%となっている。20代女性は、年の離れた結婚にあまり抵抗がないことがうかがえる。

多くの若い女性たちは、ひと回り以上年上の男性との恋愛・結婚に抵抗を感じていないことがわかった。もしもあなたがステキな20代女性と知り合ったとして、「思いやり・優しさ」「経済力」といった武器を上手に使うことができれば、意外にすんなりと恋愛は生まれるのかもしれない。(ZUU online 編集部)