教育、ローンに踏ん張る40~50代。苦しい中でもコツコツと

子どもが高校、大学と進学し、教育費が家計を逼迫する40~50代。さらに住宅ローンの返済が残っているご家庭も多く、投資にお金を回すには苦しい時期です。しかし、ここで少しずつでも投資活動を維持しておくと、徐々に現実味を帯びてくる退職後の生活に対する不安も解消できます。

教育費のゴールはみえてきますが、住宅ローンのゴールはかなり先という状況の下、リタイアまでの時間も少ないので保守的な利回りでポートフォリオを組むのが賢明です。将来のリスクとなる住宅ローンに投資で生まれた運用益を充て、負担額を少しでも減らすという方法もあります。

また、生命保険の見直しも検討したほうがいいでしょう。本当に必要な保障は何かを考え、死亡保障タイプから医療保障タイプへ切り替えることも考えてみてはいかがでしょうか。

60代からはこれまでの貯蓄を積極的に運用

入ってくるお金がなくなり、この先の資産形成に不安を覚える時期かもしれません。しかし、老後を心配しすぎてコツコツ蓄えてきた資産をガッチリ守ったり、投資で得た運用益を低金利の預貯金へ移したりするのは、資産運用の面からみると逆に機会損失といえます。60代に入ったら、まずは自分のためにお金を使い、セカンドライフをアクティブに過ごしましょう。

お金を使いやすい状態で持つため、キャッシュフローを意識したポートフォリオを組みましょう。年金への補てん分を考えつつ、セカンドライフへ活用する資産運用が望まれます。

年代別で投資方法を大きく捉えてきました。しかし、最適な投資方法は一人ひとり異なるものです。予期せぬ出来事も起こるでしょう。何でも相談できて適切なアドバイスを受けられ、長く付き合えるプロに出会うことが、投資における最大のリスクヘッジといえるかもしれません。 (提供: IFAオンライン

【人気記事 IFAオンライン】
IFAになるには?証券会社選びなど3つのポイント!
資産運用の専門家にアドバイスをもらう時に大切な4つのコツ
大切なお金のトータルアドバイザーIFAをご存知ですか?
IFA利用の基礎知識!ネット証券会社でも対面窓口が利用できる?
IFAとはネット時代の新しい資産運用!注目のIFAについて解説!