株主優待 一覧
(写真=Thinkstock/GettyImages)

株式投資で銘柄を選ぶ際に、多くの人が気にするのが株主優待の有無である。株主優待とは、一定数の株式を一定期間保有しているものに対し、企業からお礼の気持ちとして受け取ることができる商品やサービスである。株主優待は、法的な義務があるわけではないため、行っていない企業もある。ないよりはある方がいいというのは誰しも同じだろう。最近では、株主優待の情報を中心の書籍も書店に並んでいるので、目にしたことがある方も多いのではないだろうか。そうしたことから、株主優待ブームと言えるかもしれない。

ここでは、株主優待にスポットをあて、一体どのような株主優待が存在するのかをまとめてみた。すでに株式投資を行っている方はもちろん、これらか株をしてみたいという方も参考にしていただきたい。


株主優待でもらえるもの一覧

株主優待でもらえるもの、サービスは実に多彩である。飲食料品、食事券、商品券やプリペイドカードなどの金券、日用品、割引券、宿泊や旅行、スポーツや映画などの娯楽、限定品など挙げればきりがない。

オリエンタルランド<4661>では、400株以上の保有で東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのいずれかで利用可能な1デーパスポートをもらうことができる。さらに、保有株数に応じて、枚数は増えていき800株以上で2枚、1200株以上で3枚、1600株以上で4枚、2000株以上で5枚、2400株以上で6枚である。年間パスポートを持っているという方も多いようだが、企業を応援したいという方は、株式を保有し、優待で楽しむという選択肢もあるだろう。

オリックス<8591>では、100株以上で株主優待カードが発行される。優待カードでは、水族館やレンタカー、ゴルフ場での優待、オリックス・バッファローズ公式戦home gameの観戦券がもらえる。

鉄人化計画<2404>は、カラオケの鉄人を運営している企業だが、飲食優待券をもらうことができる。100株以上で飲食優待券500円が5枚、500株以上で10枚、1000株以上で50枚、5000株以上で100枚をもらえる。よくカラオケに行くという方にとっては、かなりのメリットがあるだろう。

日本航空<9201>では、JALグループの国内定期航空片道料金を50%割引で利用出来る優待割引券がもらえる。100株以上で1枚、300株以上で2枚、500株以上で3枚、700株以上で4枚、900株以上で5枚、1100株以上で5枚に1000株超過分500株ごとに1枚増加、10万株以上で203枚、10万株超過分1000株ごとにさらに1枚増加する。頻繁に飛行機を利用して旅行に行く、という方は覚えておいてほしい。

映画が好きな方には、東宝<9602>の株を持っていれば、1000株以上で株主カード1まいと株主招待券が半年につき1シートがもらえる。保有株数が多いほど優遇されており、10万株以上保有で株主カード1枚、株主ファミリーカード3枚、株主招待券が半年につき30シートである。

食事券がもらえる株主優待一覧

食事券の優待を行っている企業は181社も存在している。(Yahooファイナンスより、2016年11月現在)その中から、一部を紹介しよう。

ソルガム・ジャパン・ホールディング<6636>では、シェフズテーブルが展開するイタリアン、カフェ、自然食、ダイニングバー、レストランで利用可能な20%優待割引券がもらえる。株価が安いことから、かなりお得感のある内容になっており、100株で1枚付与される。

エー・ピーカンパニー<3175>は、塚田農場を始めとする居酒屋チェーンを展開している。100株で優待券3000円もしくはお米券3kg分をもらうことができる。サラリーマンの方で、日頃塚田農場などの居酒屋を利用する機会が多いのであれば、必見である。

飲料水宅配サービスを中心に事業展開しているTOKAIホールディングス<3167>では、飲料水「うるのん」、クオカード、フレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事券、グループ会員サービスの「TLCポイント」がもらえる。100株以上、1000株以上、5000株以上とそれぞれ優遇されている。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>では、年に2回優待が受けられる。グループ店舗での優待券3000円分が、100株以上で1枚、500株以上で2枚、1500株以上で5枚、4500株以上で10枚である。つけめんTETSUや江戸前煮干中華そばきみはん、居酒屋磯丸水産、手羽先唐揚専門店鳥良など展開している事業も多く、汎用性の高い優待券である。

商品券がもらえる株主優待一覧

商品券を始め、クオカードや買い物券などの優待を行っている企業は775社も存在する。

メガネスーパー<3318>では、株価に対してのリターンがかなり大きい。特別優待券として、30%割引券、メガネレンズ仕立て券1万円相当がもらえる。これらは、併用可能なのでかなりお得にメガネを手に入れることができる。100株以上で特別優待券1枚とメガネレンズ仕立て券2枚、300株以上で特別優待券2枚とメガネレンズ仕立て券2枚である。

ベスト電気<8175>では、5000円以上の買い物で利用できる500円の割引券がもらえる。100株以上で10枚、2500株以上で30枚、5000株以上で50枚、2万5000株以上で60枚、5万株以上で100枚である。ただし、5000円以上の利用ごとに1枚の利用なので注意しよう。

ゴルフ・ドゥ<3032>では、ゴルフ・ドゥ株主専用サイトというものが存在する。そこで利用できる優待割引券がもらえる。ゴルフクラブは1点20%OFF、ゴルフ用品は何点でも10%OFFである。100株以上で1枚、500株以上で3枚、1000株以上で5枚付与される。

コナカ<7494>では、紳士服のコナカ、紳士服のフタタ、SUIT SELECT、KONAKA THE FRAG、FUTATA THE FRAG、O・S・G全店舗で利用可能な20%割引券がもらえる。100株以上で20%割引券3枚と10%・5%割引券1枚、1000株以上で20%割引券5枚と10%・5%割引券2枚、3000株以上で20%割引券10枚と10%・5%割引券3枚である。

食料品がもらえる株主優待一覧

飲食料品がもらえる企業は、521社ある。

石垣食品<2901>では、500株以上で1000相当の自社商品詰め合わせが、1000株以上で30000円相当の自社商品詰め合わせがもらえる。

大日本コンサルタント<9797>では、保有期間2年未満と2年以上で金額は異なるが、特産品等を掲載した自社オリジナルカタログギフトがもらえる。100株以上で500円相当(2年未満)、1000相当(2年以上)、1000株以上で1000円相当(2年未満)、2000相当(2年以上)、1万株以上で2000円相当(2年未満)、4000相当(2年以上)である。カタログから、自身の好きな商品を選べるのが魅力だ。

タカラレーベン<8897>では、お米券がもらえる。100株以上で1kg、500株以上で3kg、1000株以上で5kgである。こちらも、株価を考えるとなかなか割のいい優待と言えそうだ。

ジャパンミート<3539>では、生肉関連商品がもらえる。100株以上で2000円相当、500株以上で3000円相当、1000株以上で5000円相当、1万株以上で1万円相当である。

魚善<2683>では、100株以上の保有で、5000円相当の塩数の子セットがもらえる。また、中央魚類<8030>では、1000株以上で3500円相当の水産物がもらえる。

デリカフーズ<3392>では、こだわりの野菜、果物の詰め合わせ、またはシェフグルメカードがもらえる。100株以上で1500円相当、500円以上で3000円相当、1000株以上で6000円相当である。

キッコーマン<2801>では、100株以上の保有で、2500円相当の自社サービス商品がもらえる。同じく調味料がもらえる企業では、味の素<2802>では100株以上で1000円相当の自社グループ詰め合わせを、保有期間3年未満で1000株以上の場合には3000円相当の自社グループ商品詰め合わせが、保有期間3年以上1000株以上で6000円相当の詰め合わせがもらえる。

マックスバリュ東海<8198>では、100円券、米久こだわりの味セット、静岡県銘茶セット、花の舞清酒セット、静岡舞三味セットのいずれかを選ぶことができる。100株以上で5000円相当、500株以上で1万円相当、1000株以上で2万円相当である。

これらをうまく組み合わせることで、日々の食事を少し豊かにできるだろう。

日用品がもらえる株主優待一覧

アンジェス<4563>では、アンジェスヘルスサイエンスの企画開発した化粧品等の商品、サンルイ・インターナショナル・リジェンティス、森下仁丹等の商品購入に利用可能な5000円相当の優待券がもらえる。100株以上で1枚、1000枚以上で10枚、5000株以上で50枚である。さらに、リビエージュ化粧品シリーズ商品の50%割引券が100株以上で1枚、1000株以上で10枚、5000株以上で50枚もらえる。

ベルーナ<9997>では、自社運営の通信販売(衣料品、生活雑貨、家具等)で使用できる優待券と、「裏磐梯レイクリゾート」で利用出来る宿泊優待券がもらえる。100株以上で優待券1000円分と宿泊優待券1枚、500株以上で優待券1000円分宿泊優待券2枚、1000株以上で優待券5000円分、宿泊優待4枚である。

事務用品で有名なキングジム<7962>では、自社またはグループ商品をもらえることができる。100株以上で2500円相当、1000株相当で5000円相当である。

フランスベッドホールディングス<7840>では、100株以上の保有で、株主優待専用で利用できる5000円分の利用券がもらえる。200株以上で1万円分の利用券に加え、光る杖ライトケイン、ラクティブショッピングカート、ニューショルダーフィットピロー、Nウォッシャブルコットンベッドパット、木製ベンチから一つを選ぶことができる。さらに、慈善団体への寄付も選択できる。

キャンドゥ<2698>は、100円ショップを運営しているが100株以上の保有で2000円+税相当分の優待券20枚がもらえる。また、優待券に変えて自社製品20点に変更することもできる。

エレコム<6750>では、100株以上の保有でクオカード1000円分が年に2回もらえる。また、3月末で保有している場合、100株以上で2000円相当の自社製品カタログギフトが、1000株以上で5000円相当の自社製品カタログギフトがもらえる。

ノリタケカンパニーリミテド<5331>では、ノリタケ直営店またはノリタケオンラインショップで利用できる商品割引優待券がもらえる。ノリタケ製・大倉陶園製の食器及び食品関連商品が25%割引で購入できる。100株以上で1枚、500株で2枚、1000株以上で3枚である。

日本紙パルプ商事<8032>では、1000株以上でJPワンタッチノーコアトイレットペーパー24ロールがもらえる。また、同業界の大王製紙<3880>では300株以上で1000園相当の自社製品が1000株以上で2000円相当の自社製品がもらえる。内容は、キッチンタオルや、ティッシュ、除菌シート、トイレットペーパーのようだ。

株主優待が、かなり生活に関する広範囲をカバーしていることがお分かりいただけるだろう。日々のちょっとした買い物数回分をカバーしてくれるという点からも、もし余剰資金があるのであれば、株式に投資するというのも賢い選択になるだろう。

株主優待は日本独自のもの

実は、世界的に見ても株主優待という制度を行っているのは珍しい。ここで紹介してきたものは、ほんのごく一部であるがかなり多彩な内容になっていることがお分かりいただけただろう。

株主優待だけで生活をしている人がいるほど、優待は様々な場面で利用できる。商品券では、自身の好きなものを購入できる。主食であるお米にも困らないどころか、肉や魚、野菜などの食品もある。スーツやメガネを作る場合にも、かなりの恩恵がある。生活に密接に関わるもの以外にも、航空券や旅行、映画など娯楽についての優待もたくさんある。

ただし、注意していただきたいのは、優待の良さに気を取られて企業情報や今後の株価の流れについての情報収集をおろそかにしてはいけない。優待は、魅力的なものが多いがあくまで株式は企業に対する投資である。一時の株主優待欲しさで、株価が下落してしまい結果的に大きな損失を負ってしまうというケースも十分に考えられる。しかし、反対に優待目当てに保有したものの、優待でのサービスも満足でき、株価も順調に上がっていったということもあるかもしれない。これが株式投資の難しく、面白いところだ。

まずは、自身の応援したい企業が優待を行っていないかを確認してほしい。さらに、その企業は投資するに値するのかどうかをしっかりと客観的に判断することをお勧めしたい。自身が応援する企業が投資に値するのであれば、株主優待を受けられることもさらに嬉しいものになる。あくまでも一つの基準として、銘柄選びの参考にしてほしい。(ZUU online編集部)

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