男子1位　錦織選手に関連している企業は

テニス界で世界の強豪と堂々張り合う姿が印象的な錦織選手。世界ランキング1位のマリー選手との先日の対戦でも長期戦の接戦まで持ち込むなどタフさや技術の高さが注目されている。

この錦織選手に関連している企業は、ファーストリテイリング <9983> だ。

ユニクロを世界的に展開する企業で、コスパの高さを売りにする商品が多くの人に人気だ。業績は数年前に比べて若干鈍化傾向だが、最近になって巻き返しを見せ始めているようだ。株価は4万1370円、必要最低投資金額は413万円7000円が必要となる。

男子4位　大谷選手に関連している企業は

日本プロ野球史上初となる投打の二刀流でのベストナイン受賞を果たした大谷選手。日本のプロ野球界において今年は、大谷選手が常に話題の中心にいたといっていいだろう。大谷選手に関連した企業としては、日本ハム <2282> があげられる。

日本ハムは、今年度から来年度にかけて増益基調であるなど業績が好調、最近になって株価も上昇をし始めている。株価が2860円、必要最低投資金額は28万6000円となる。なお日本ハムは1000株を買うことで株主優待なども実施している。

男子10位　五郎丸選手に関連している選手は

2015年は日本のラグビーが世界を驚かせた年だった。さすがにその熱も少しずつ冷めつつあるが、五郎丸選手はいまだ好きな選手ランクに顔を出すほどの人気を持っているようだ。

五郎丸選手に関連している企業はヤマハ発動機 <7272> だ。

当社はもともと楽器の会社だったヤマハから発祥し、いまでは2輪の大手になっている企業だ。今年の決算は減益となってしまっているようだが、来年度に向けて巻き返しを期待したい。

株価は2650円、最低投資金額は26万5000円となっている。ポイントに応じて、「ヤマハ発動機ジュビロ」ラグビー観戦チケットと交換可能な株主優待を実施している。

女子2位　福原選手に関連している企業は

幼い頃から愛ちゃんの愛称で国民的に親しまれている福原選手。最近では台湾の選手との結婚というおめでたい話も続くなど、相変わらず卓球界では話題となることが多い。この福原選手に関連している企業はANA <9202> だ。

ANAは国内外線ともに首位で、連続最高益も株価は調整気味な模様。現在、株価は315円、最低投資金額は31万5000円だ。なお年2回、航空券の割引券を配布する株主優待を実施している。

女子5位　石川選手に関連している企業は

2位の福原選手とともに日本の卓球女子会をけん引する石川選手。直近ではスウェーデンオープンで優勝を飾るなどますます活躍をしているようだ。この石川選手に関連する企業はTOTO <5332> だ。

TOTOは日本が世界に誇るウォッシュレットの技術を特許で持っている企業。トイレ周りの質の高い製品を世に送り出していることで有名だ。連続増配をするなど株主への利益還元をする意識の高い企業だ。

株価は4490円、最低投資金額は44万9000円となっている。川柳の描いてあるユニークなトイレットペーパーなどを優待として株主に提供している。

女子10位　高梨選手に関連している企業は

スキージャンプでも注目されている高梨選手。個人表彰台で過去44回優勝するなど輝かしい成績をおさめている美女アスリートだ。高梨選手と関連する企業は、資生堂 <4911> だ。

日焼けをしてしまいがちなスキー競技から肌を守るという意味合いから、資生堂の日やけ止めブランド「アネッサ」とスポンサー契約を結んでいる。外国人による爆買い、インバウンド需要は少々減退気味も株価は高値圏にある。

株価は現在3008円、必要最低投資金額は30万800円だ。1000株保有すると自社グループ商品を選べるカタログがもらえる株主優待を実施している。

世界で活躍する選手の関連企業はグローバル

ランキング男女の中から6名を選び出し、関連企業をとりあげてみた。世界で活躍する選手の関連企業は、世界的な企業である場合が多いようだ。2020年の東京オリンピックへむけてメディアで話題となる新しい選手も増えることだろう。それに伴い今はまだ名の知れていない新興企業の名前もだんだんと増えてくるかもしれない。日本を代表する選手と企業の今後の活躍にますます期待したい。

谷山歩（たにやま あゆみ）
早稲田大学を卒業後、証券会社において証券ディーリング業務を経験。ヤフーファイナンスの「投資の達人」においてコラムニストとしても活動。2015年には年間で「ベストパフォーマー賞」「勝率賞」において同時受賞。個人ブログ「 インカムライフ.com 」を運営。著書『元証券ディーラーシリーズKindle版』（インカムライフ出版）が好評。

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