いきなり!ステーキ
(画像=Webサイトより)

首都圏でも雪に見舞われるなど、厳しい冬の季節が続くなか、待ち遠しい春の訪れ。しかし、足元では一部の原材料価格が高騰するなど、すでに商品価格に影響を及ぼし始めている。こうした事態を受けて、料金の値上げを公表している企業もある。

消費者を待ち受けるのは値上げの春となりそうだ。生活防衛のためにも押さえておきたい3月に待ち受ける値上げをピックアップする。

消費者にダイレクトに影響するサービスから……

1. いきなり!ステーキ

立ち食いスタイルでボリューム満点のステーキをリーズナブルな価格で提供する「いきなり!ステーキ」だが、一部のメニューの値上げに踏み切る。

ヒレステーキ1g8.5円が1g9円へ、ワイルドハンバーグ300グラム(ライス・サラダ・スープ付き)が100円値上げの1100円(税抜)、同200グラムも100円値上げして900円(税抜)となる。さらにディナーメニューも対象で、トッピングハンバーグ150グラムが450円から500円(税抜)となる。リブロースステーキの価格は据え置きとのこと。(※対象メニューは他にもあり)

今回の値上げについて、円高還元値下げを16年10月から実施してきたが、仕入れ価格の上昇を受けて、値上げを余儀なくされたとしている。なお、3月1日〜3月31日の期間は、肉マネーボーナスが3倍になるとのこと。

運営会社のペッパーフードサービス <3053> は利益率を向上させる値上げが好感され、株価は上昇を見せている。値上げしても顧客離れはおきないという自信の表れも見て取れる。

2. ハウステンボス

暖かくなるとレジャー日和となるが、テーマパークにも値上げが押し寄せる。ハウステンボス(長崎県佐世保市)は、入場券と一部の有料施設の利用券がセットになった1DAYパスポートを大人6700円から6900円、子供(4歳から小学生)4300円から4500円とそれぞれ200円の料金アップとなる。

3. カメラのキタムラ

旅先で撮ったお気に入りの1枚を現像するにも、値上げに注意が必要だ。カメラのキタムラ <2719> は、Lサイズ、はがきサイズなどのプリント料金を36円(税抜)から37円(同)に料金を改定する。写真印画紙の値上げなどを受けた措置という。

4. 電気ガスの公共料金

節約のためにレジャーを控え、暖房の効いた部屋で節約しようとする際にも、公共料金の値上げの波が押し寄せる。

大手電力10社と都市ガス4社の全社が3月の料金の値上げを発表。沖縄電力 <9511> の値上げ幅が電力会社の中では一番大きく、平均的な家庭の電気料金は17年2月と比較して114円の値上げとなる見込みだ。ガス会社では、大阪ガス <9532> の値上げが最も大きくなる見込みで、平均的な家庭は、17年2月比で57円のアップとなる。

5. 高級紳士靴

新年度を控え、ビジネスシューズの新調を検討するビジネスマンも多いだろうが、イギリスの高級紳士靴エドワードグリーンは、イギリスでの原材料価格の高騰、為替レートの影響から自社の企業努力で、商品価格を維持できなくなったとして、価格の改定を決定した。

製造現場での材料価格も値上げ

消費者が直接支払うサービスや商品の値上げに加え、将来的に製品価格にも反映されかねない、材料価格の値上げも製造現場を待ち受ける。

6. 自動車部品用クロロプレンゴム

自動車部品や土木・建築・車両部品に使用されるクロロプレンゴムが、原料のブタジエンの高騰を受けて、昭和電工 <4004> は、1キロあたり42円以上の値上げを実施すると発表した。

7. 発砲ポリスチレン樹脂

魚箱や電気製品などの緩衝用包装材として使われる発砲ポリスチレン樹脂も販売価格の見直し対象となっている。カネカ <4118> は、主原料のスチレンモノマーの高騰に加え、原油価格の上昇も影響を受けて、発砲ポリスチレン樹脂の販売価格を1キロあたり汎用品で35円、特殊品40円の値上げに踏み切る。

8. ポリスチレンシート

弁当容器や総菜容器の蓋、フードパックやトレイを作るのに必要な二軸延伸ポリスチレンシートも、三菱樹脂が1キロあたり35円以上の値上げを発表。主原料の価格上昇が価格改定の主な要因としている。

4月以降も続く値上げ

心待ちにしていた春の訪れに、暗雲が立ち込めるような値上げラッシュだが、その余波は4月以降も続く見込みで、すでに料金の改定を公表した企業が相次ぐ。ゴールデンウィークを見据えて、最も影響が出そうなのが、航空会社の燃油サーチャージだろう。

【燃油サーチャージは最大3倍に】
全日空は4月から購入する航空券の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を見直し、欧州・北米などは3500円から7000円、ハワイ行きが2000円から4000円。中国・香港・台湾・マカオは500円から1500円にアップする。日本航空 <9201> も同様の値上げを発表している。

【マイナス金利で保険料アップ】
日本生命保険は、マイナス金利などの影響を受け、運用収益が伸び悩んでいることから、4月2日以降の新規契約分から保険料を値上げする。値上げ幅は3.6%-27.3%を予定。(ZUU online 編集部)

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