不動産は高額なものであるため、失敗したと思っても買い替えることが難しいものです。そのため、失敗を防ぐとともに、損をしないように購入したいと誰もが考えるでしょう。

実は、不動産を購入する際にIFAへ相談するという方法があるのです。

不動産購入の難しさ

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(写真=goodluz/Shutterstock.com)

不動産購入は、一生に何度も経験することがない買い物とされているほど高額な商品です。高額なためキャッシュで支払いをすることが難しく、住宅ローンなどを組んで少しずつ返済していくという人が大部分でしょう。

また、不動産購入をして、失敗してしまったと思っても買い替えることは難しくなっています。一度住んだ家は中古物件となり、資産価値が下がります。そのため、多くの場合購入した金額よりも2割程度安い価格で売却されます。不動産の価値が上昇している時期は転売益も見込めましたが、現状では厳しいものになっています。

不動産は、住んでみないと実際にどのような物件なのかわからないでしょう。

・ 間取りに不都合を感じた
・ 落ち着かない、住み心地がよくなかった
・ 隣近所との人間関係がよくなかった

このように、購入に慎重を期した不動産でも購入後に失敗と感じることもあります。購入後にわかることも多く、不動産を購入することはとても難しいものといえます。

不動産購入までの準備

一般的な不動産購入までの準備をみていきましょう。

● 希望条件を整理する
自身がどのような不動産を購入したいのか具体的に整理していきます。

● 予算を決める
不動産を購入できる金額などの予算を決めます。

● 物件を探す
希望条件に合致した不動産を探していきます。現地に見学できる場合もあります。

● 資金計画を立てる
自身の資産などに応じて返済計画などを立てていきます。

● 購入の申込をする
不動産の購入申込をします。

● 重要事項の説明を受ける
購入物件についての重要事項の説明を宅建士から受けることになります。

● 不動産売買契約を締結、住宅ローンの契約をする
不動産売買契約を締結して代金の支払いになりますが、このとき住宅ローンが必要であれば契約します。

● 不動産の引き渡しを受ける
登記手続などすべての手続きが完了して不動産の引き渡しがなされます。

IFA活用のメリット

IFAは、金融のプロフェッショナルです。不動産を購入するにあたっても、どの住宅ローンがライフスタイルやライフプランに合致しているかなどに基づいて総合的に判断してもらえるのが特徴になります。

そのため、IFAに相談すれば自身が有している資産や収入、家族状況を鑑み、どのようにして資金計画を立てていけばいいのか具体的なアドバイスが得られます。また、不動産についても、物件価格が資産状況において高額過ぎて返済が難しい場合があることや、購入に適当な不動産価格についてのアドバイスを得ることができます。

不動産は高額であるため、住宅ローンを組む金額も高くなっています。購入当初は返済に余裕があっても、子どもの教育資金によって、家計のやりくりが困難になる場合もあるのです。こういったケースを自分で判断するのは大変ですが、第三者の客観的な立場の専門家に不動産購入の相談をするメリットはとても大きいのです。

プロのサポートを受ければ安心

不動産購入は、とても難しく失敗しても買い直しが難しいものになります。そのため、専門家であるIFAのサポートを受けることで失敗する確率を下げることも可能になります。不安があるときや自身の判断を後押ししてもらうなどの目的で一度相談してみることをおすすめします。