8月2日、バンダイが主人公の男の子が身につける腕時計を模したおもちゃ「妖怪ウォッチ」を発売しました。ある家電量販店では、1000人を超える列が並んだといわれるほどの人気となっております。なぜこんなに子供に人気なのでしょうか?また、「妖怪ウォッチ」を販売している会社の業績はどうなっているのでしょうか?気になる今の状況を調べてみました。
「妖怪ウォッチ」とはどんな玩具?
「妖怪ウォッチ」は任天堂から出ている3DSソフト用のゲームソフトの名前です。そしてこの「妖怪ウォッチ」というゲームを作っているのがレベルファイブという会社です。テレビコマーシャルでも流れていたのでご存じの方もいるかもしれませんが、大ヒットしたゲーム「レイトン教授」シリーズを手掛けてもいる会社です。「妖怪ウォッチ」のゲームには、ゲームだけでなくストーリーがあります。最近のゲームはストーリー仕立てのゲームが多いようです。内容は、主人公の少年が夏休みのある日、昆虫採集をしているうちに迷い込んだ場所で、「妖怪ウォッチ」と呼ばれる時計を手に入れ、そこから不思議な日常が起こっていくという話です。ゲームがヒットするうちに、主人公の持っている時計「妖怪ウォッチ」を販売した所、売り切れになるぐらいヒットしたようです。また他にも、ゲームだけでなく、漫画、テレビ、映画化になる話もあり、少子化とはいえまだまだこの人気は続きそうです。すでにゲームは、「妖怪ウォッチ」シリーズとなっております。
ハピネットの会社概要
ハピネットは、玩具、映像、音楽ソフト、ビデオゲームのハード・ソフト関連、アミューズメント商品等を手掛けている会社です。合併、吸収を繰り返し大きくなってきており、現在はグループ会社5つをもっている会社です。また、バンダイナムコが筆頭株主となっており、同社もバンダイナムコのグループ会社の一つになっています。事業内容は、4つに分かれており、玩具部門、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業とそれぞれに事業化しています。ハピネットの強みは、中間流通業の強みを生かして、最適流通システムを構築し、発注先であるメーカー先には、売れ行き予測や、販売・消費者情報の提供、販売先には、企画・提案、商品供給などを行って情報、物流、販売支援の3つを最適化し、うまく対応できる仕組みを作っている会社です。「妖怪ウォッチ」のヒット以外には、「プレイステーション」なども手掛けています。東京証券取引所1部に上場している会社でもあります。