不動産投資を始める時には書籍などを参考に独学で学んだり、セミナーへ参加したりできる場が多い。一方で既に不動産投資を始めた人達の中にはさらにステップを積み重ねていけるように「大家の会」に参加している人が増えているという。

情報のギブアンドテークが目的

不動産投資,大家業
(写真=Rawpixel.com / Shutterstock.com)

「大家の会」といってもその数や構成はさまざま。手元にある賃貸業や大家業関連の情報誌などで会員を募っている大家の会だけでもその数は50~60以上はあるようだ。ネット上で様々な大家の会を調べていくとその数は100以上ありそうだ。

全国から大家が集う会もあれば、特定の地域で活動している会、女性大家の会やサラリーマンの大家の会も存在する。しかしどの大家の会の特徴を見ても共通する目的はギブアンドテーク。空室対策、家賃滞納、原状回復でのトラブルや税金対策などの問題を大家たちでシェアし、常に最善策を会員たちの手で探し求めるというスタンスだ。これから投資を始めたい人が集うセミナーとは違った種類の熱気がある。

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