2017年10月31日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:
  
    羊飼いのFXブログ※チャート付き
  
  )
  
現在の為替相場の傾向や相場観
  先週あたりから米ドル/円は調整が始まると予想していたが、好調な米経済指標を受けて、27日(金)には一時114円台半ばまで上昇する場面があった。
  ところが、米国の税制改革への期待感の後退、ロシアゲート事件を巡る初めての起訴、週末に控えたトランプ大統領の来日、そして次期FRB議長がほぼパウエル氏に決まりそうであるといった、米ドルにネガティブな材料で米ドル/円は反落している。
  
現在の為替相場の戦略やスタンス
好調な米経済を背景に米ドル買いという意見もあるが、次期FRB議長の有力候補であるパウエル氏がやや懸念材料ではある。パウエル氏は金融の専門家ではないため、トランプ大統領の緩和スタンスに屈することなく金融引き締めを継続できるか不安なところだ。
米ドル/円の想定レンジは111~115円。今週はトレンドに固執せず、米税制改革やトランプ大統領の来日などのニュースに反応できるよう、ロングは控えたほうがいいだろう。
  
    志摩力男
  
  
  慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。
  
    羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
  
  
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