100円が10万円に大化けすることもある「ネット古物商」。どのようなことをすれば、大儲けが可能になるのでしょうか。「ネット古物商」になるための初期投資や最低限必要な免許、道具などとあわせて儲けの仕組みを学んでいきましょう。
(本記事は、泉澤義明氏の著書『プロが教える儲かる「ネット古物商」の始め方』=ぱる出版、2018年1月10日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
【関連記事 儲かる「ネット古物商」の始め方】
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・(3) 「ネット古物商」で成功する秘訣 申告は青色がいい?白色がいい?
「いらなくなったものを売って小遣い稼ぎもできる」庶民の味方の商売
古物商と聞いて、閉鎖的な業界と思われる方も多いようです。実は、古物商はマスコミに良く取り上げられています。今は物を捨てるにもお金がかかる時代です。
部屋数の多い地方の住宅だったら、物理的にも経済的にも生活に支障はないでしょうが、家賃の高い大都市では、物置と化した部屋の家賃を払うだけでもたいへんです。
そんな折も折、片づけブームや断捨離ブームなどで、ライフスタイルにも「すっきりした空間で生活したい」という人も増えてきました。
また、経済政策がなかなか実を結ばず、特に中小企業では給料がなかなか上がりませんし、非正規社員も厳しい状況が続いています。
そうした今ひとつパッとしない時代背景の中、テレビや雑誌などでよくやっているのが、「いらない物を売って現金をゲットするコツ」「より高く買い取ってもらうための【リサイクルショップの「○得活用術」】」などといった現金獲得企画です。
そうしたメディアの企画に登場してくる、不用品の買い取りを行なっている、古物商・リサイクルショップを、それとは知らず見ているかもしれませんね。
たとえば、テレビの企画などでは、次のようなものを見たことはないでしょうか。
・家にある値うちのわからない骨董品を鑑定する長寿番組
・キャバクラ嬢がお客様に貰ったバッグや貴金属などを売りに行っていくらになるか?
・芸能人が持っている高級時計や、自分のサイン入りの使用したギターなどを売ったらいくらになるか?
こうしたテレビ番組などを視聴している私達も、古物商の店主が「いくらで買い取ってくれるのか」という金額を予想して興味津津で見ています。
そうしたテレビの企画で、お客さんが売りにきたリサイクル品など不用品を査定する人が古物商なのです。
また、ときには、古物商を取得した人だけが入ることができる、古物市場の競り(セリ)の仕入れの様子もテレビで放送することもあります。
テレビのニュースや雑誌・新聞でも、頻繁に古物商などが取り上げられています。そこでは、たとえば、「押し買い」と言われている、悪徳訪問買い取り業者の古物商などが報道されていることもあります。
また、最近では「フリマアプリで仕入れをして、副業のように継続して転売を行なっていく場合」も古物商の資格が必要なため、古物商はますます注目され、取得する方が増えているということが言えるのではないでしょうか。
ご参考までに、古物商の許可件数の推移は、28年度は前年に比べて約9200件の増加、27年度は前年比で約1万2000件の増加と警視庁のデータからもわかります
ためしにあなたが住んでいる駅周辺、あるいは郊外ロードサイドを調べてみてください。買取専門店、古着屋リサイクルフランチャイズチェーン店ができていませんか。
私の街も千葉県の小さな駅ですが、リサイクルショップが新しく3店舗もでき、競争が激しくなってきています。それほど、今人気のある業種の1つだとも言えるかと思います。
古物商を始める上でのメリットは、飲食店などと違い初期投資が少ないこと
古物商になるのにいったい資本金は、どのくらいあればいいのか?実際、どのくらいかかると思いますか?1000万円?そんなにかからないだろう。じゃあ500万円くらい、もっと安くて100万円……。
答えは、ズバリ2万円あればネット古物商になれてしまいます。警察署に支払う、古物商の営業許可申請費は、1万9000円あれば申請できます(2017年12月現在)。
また、店舗を持つ必要もなく、自宅で開業することができるのです。ただし、賃貸のアパートやマンションで古物商を開業する場合は、大家さんの許可が必要になります。
初期費用が少ないと言っても、それでも商売を始める以上、最低限のお金は必要になります。それを少し挙げてみます。
・事務所を借りる費用(自宅以外で始める場合)
・倉庫を借りる費用
・仕入れをする費用
・備品を買う費用(パソコン等、細々として事務要員etc.)
などは必要になりますよね。
こうしたことを考えると、申請費用の約2万円は極端ですが、それでも、たとえば飲食店のように、店舗取得費、高価な業務用冷蔵庫などの厨房機器、客席のイス・テーブルなどなどいくら安くあげようと思っても数百万はかかる計算になります。
それを考えれば、古物商の場合は、本当に小資本で開業できるという点が大きな利点と言えるでしょう。
お金をかけずに自宅で古物商を開業する場合の注意点は?
私は脱サラして、個人事業主で独立しました。独立とは言っても、まとまった資金があったわけではないので、事務所は借りずに自宅で古物商の許可申請をしましたので、本当にお金はかかりませんでした。
自宅で開業すれば確かにお金はかかりませんが、あえてデメリットと言いますか、注意点を指摘するとすれば、自宅が事務所になるという点です。
当然、自宅の住所を公開しなければなりません。そこで、ちょっと不安になったのは、なにかトラブルがあったときにお客さんに家に来られるのは嫌だなということです。
もちろん正しいことをしていれば、そのような心配はありませんので、まったくの杞憂に終わったのですが、商売を始めるときは真剣に悩んだものです。
自宅でやる場合もっとも重要なこと、それは家族の了解です。独り身の方は問題ないですが、結婚されている方、両親と同居されている方は、古物商という仕事を理解してもらわないと難しいでしょう。
いざ仕入れを始めると物がどんどん増えていきます。事務所を借りた今でも私の自宅は物があふれることがあります。家族に理解してもらっている私でもたまに「何でこんなに買ってくるの」と妻に怒られます(笑)。
また、自宅で商売を始めると、仕事とプライベートを切り替えることが難しくなります。
家にも仕入れた販売するものが常にあるので、その商品をどう売ったらいいか、ということばかりが頭に浮かんできて、四六時中商売のことを考えることになります。
それを解消する方法は”売れる物を仕入れる”ことなのです。
古物商の商売がうまく行くためには、仕入れが一番重要です。すぐに売れるものであれば、どんどんなくなっていきます。逆に、売れないものは不良在庫になり、どんどん価値が落ち、商品も売れずにかさばっていきます。
そうした頭の痛い在庫の問題を解決するのは、すべては”仕入れ”にかかっているのです。
良く売れるもの、どのくらいの金額で売れているのかを調べるには、ネットを見さえすれば一発でわかるのが、ネット販売の良いところでも、悪いところでもあるのですが、実際、だれでも簡単に「売れ筋商品」や「売れる値付け」を見ることができるというのは、大きなメリットです。
古物商で一番重要なことは「仕入れ」です
「需要のあるものを安く仕入れ、高く売る」という商売の鉄則は、古物商を続けていく上でもたいへん重要です。
仕入れの場所は、古物市場、フリーマーケット、同業のリサイクルショップ、提携している会社などがあります。
そして古物商になると、お客さんからの「買い取り」をすることができます。買い取りをする場合は、安く買いすぎても駄目なのです。
安く買いすぎれば、不満が残り次にお願いしてくれることはありません。
不満が残れば、常連さんにはなってくれず、また他のお客さんを紹介していただくことにもつながりません。
どの世界も同じことが言えると思うのですが、古物商として上手く商売を続けていける人は、よく勉強して向上心がある方です。
最新の情報を手に入れるためには、本を読んだり、人に会って話を聞いたり、そして良いと思ったことは実践してみる行動力が必要です。
上手く行かない人は、実践が少ない方です。
商売が上手く行かない人は、買うことができても、利益が出ないために、一度上手く行かなかったからと言って辞めてしまう人です。
継続は力なりです。古物商の免許を取得したら、初心を忘れず、少しの失敗で諦めずにペーパー古物商にならないようにしましょう。
そもそも古物商が取り扱える「古物」とは何か?
古物商の商売に対するルールを定めた「古物営業法」は、警視庁のホームページなどで見ることができます。
そこには、古物」について、次のように定められています。また、罰則についての規定もあります。
・古物とは?
一度使用された物品、新品でも使用のために取引された物品、またはこれらのものに幾分の手入れをした物品を「古物」と定められています(古物営業法・第2条第1項より)。
・無許可で商売するとどんな罰則がある?
また、無許可で古物商の営業を行なうと『懲役3年または100万円以下の罰金』が課せられる、と定められています(古物営業法・第31条より)。
フリマアプリのネット販売でも、不用品を販売しているだけなら古物営業の許可は必要ないのですが、フリーマーケット、リサイクルショップ、ネットから継続して仕入れて販売する場合は、古物営業の許可が必要になります。
中古品を仕入れて販売する人だけでなく、ネット販売で仕入れて転売を続けていく覚悟ができた方は、古物商の許可を取得したほうが良いということです。
古物営業の許可を取得することにより、古物商にしかできないことができるようになるのです!
100円で買った物が千倍の10万円に「大化け」する可能性
読者の中には、「本気で古物商をやってみたい」という方もいるかと思います。 では実際にやってみたい理由はどのようなことでしょうか。
「儲かりそうだから」
「ブランド品が好きだから」
「骨董が好きだから」
「アンティークが好きでそれを仕事にできたら楽しそうだから」
「欲しいものが安く買えそうだから」
「空いた時間で自由にできそうだから」
「本業を続けながら、継続して副収入を得られそうだから」
以上、私も古物商の実際の魅力について考えてみたら、いろいろ出てきました。
ここに挙げたことは、全部そのとおりだと思います。ネット古物商の魅力は人それぞれ違います。初期費用があまりかからずにできることを最大の魅力と考える人もいるかと思います。
その他にも、古物商の魅力を挙げるとすると、商売として「大きく化ける可能性がある」と言うことです。
化けるとは、「あなたには価値のないものが、ある人にとってはとても価値のあるものになり、驚くほどの高い値段で売れる」と言うことです。
極端に言えば、あなたにはがらくたにしか見えない物が、ある人にとっては「お宝」であり、いくらお金を積んでも手に入れたいというくらい価値のある物になる、ということです。
これをお金にたとえると、100円だったものが10万円に変わるということです。
ここに古物商の魅力があると思います。また実際に”大化けした話(=大儲けした話!!)”を古物商仲間からも聞くようになります。
古物商の許可を取得して、実際に古物市場に行き始めた頃、欲しい物は中々金額が上がり買えなかったので、誰も買わない商品、もっと言うといくら安くても誰も欲しがらない物を100円で私が購入しました。
何を買ったかと言うと、段ボールの中に雑誌や本が入っていただけのものでした。私も大して期待していなかったのですが、その中にスコアと言われる「楽譜」が入っていて、1冊1万円ほどの高値になるものや、そこまでは高くはないけれども5000円~6000円という値段がつくものが結構入っていて、合計で10万円以上にもなったことがあったのです。
たった100円を出して、ビクビクして買った物が、1000倍以上にもなったのです。
そんな「お宝」を探し当てたような、嬉しいことがあるのが古物商の魅力だと思います。
経験を積めば積むほど「目利き」になれる
ネット古物商を始めるには「古物商の免許・パソコン・スマホ」の3つが最低限必要だと言いました。
ただし、どの商売でもそうですが、利益をあげて、ずっと継続して商売を続けていくためにいちばん重要なのは、「経験」を積むということです。
もう一つよく質問を受けるのは、古物商で仕入れをするためには、「目利きじゃないと駄目ですか」ということです。
「目利き」について、大辞林で調べてみると、「(1)書画・刀剣・器物などの真偽やよしあしを見分けること。また、それにすぐれた人。(2)人の性質・才能などを感得する能力があること。また、その人。(3)目がきくこと。見分けること。」と出てきます。
自分が目利きになれるだろうか、と最初のうちは不安になる方もいると思いますが、これは経験を積めば積むほど”目利き”になります。そう言う私もまだまだ、目利きには程遠く経験を積んでいる途中ですが……。
ただ、目利きじゃないと駄目ですかと言えばそうでもなく、目利きになるように、努力・勉強する気があれば、古物商として必ず成功すると思います。
経験が大切だということは、どの業界でも同じだと思います。プロが集まる古物市場に行って仕入れをしても、すぐには上手く行かない場合もあります。
誰でも初めのうちは目利きではないので、失敗(=経験値を上げるために必要なものと考えよう!)することは多々あるため、仕入れた商品が高く売れないときもあります。
購入した商品が壊れていて使い物にならないときもあります。
また、本物だと思って仕入れたブランドの商品が、偽物だったということもあるでしょう。
しかし、ここで、諦めてしまえば、そこで終わりです。この、失敗、つまり経験値こそが次回、仕入れをするときに必ず役立つのです
ただし、失敗を失敗で終わらせず、成功につなげるためには、「なぜ、失敗したのか?」「なぜ壊れているものを購入してしまったのか?」という具合に、その理由を考え、反省する作業が欠かせません。
たとえば、
・「市場で商品を良く見ないで、外見がきれいだったので確認せずに買ってしまった」
・「これからは、壊れているものを仕入れないためには、きちんと動くかどうかの”動作確認ができないないもの”を、高く買うのはやめよう」
・「偽物か本物かが、自分の目で判断できるように、真贋研修を受けるようにしよう」
こうした反省があって、初めて目利きへの一歩を踏み出せるようになるのだと思います。
ネット古物商の場合、まずは仕入れが肝となります。私自身、今でも仕入れで失敗をすることもあります。
ですが、古物商は、その仕入れに失敗した商品も販売することができる、という点が良いところでもあります。
したがって仕入れたものが0円になるなんてことは、まずありません。ネット古物商に一番必要なのは、「経験」です!
実際のネット古物商の1日の仕事の流れ【ネット古物商の仕事(1)】
古物商になるにはいくつかの道があります。たとえば、次のような方法です。
・独立して古物商になる
・独立を視野に入れ、会社勤めをしながら週末などを利用して、副業として着実にノウハウを身につけていくという方法
・あるいは、サイドビジネスとしてやる方法
この中の独立して古物商になると考えた場合は、具体的にはどのようなイメージになるでしょうか。
「ネット古物商」の1日の仕事の流れ
私は自宅で古物商を申請して、独立後、個人事業主として始めました。3年間はお店を持たずに、ネット古物商として商売を始めました。その時の1日の流れを見てみましょう。
・ネットに出品する商品を撮影する
ネット古物商の仕事で大切な、ネットに出品する商品の写真撮影は、独立した当時は自宅で撮影をしていました。
始めた頃は、照明などの撮影機器もなかったので、自然光で撮影するほうがきれいに撮影できるので、小さな商品も、大きな商品や服なども、自宅の外の駐車場で撮影をしていました。
今思えば、そんな風景を見て、近所の人や、通りがかりの人は何をしている家なのか不思議に思ったことでしょう。
現在はスマホの機能がとても良くなったので、家の中で撮影してもきれいに撮ることができるようになりました。
・明日ネットに出品する商品を選ぶ
そして、撮影が終わると、出品作業です。出品作業とは、明日出品する商品を選んで、その商品のチェックを行なうことを言います。
たとえば、時計などがきちんと動くかどうかを調べる動作確認、またクレームや返品の原因となる汚れやほつれがないかをチェックします。
汚れているものは、クリーニングをしたり、磨いたりして、少しでも高く売れるようにするために、手入れをしてきれいにする作業が欠かせません。
これが、大体の1日の仕事の流れです。その他にも、毎日ではないですが、ネット古物商で大切な「仕入れ」の仕事があります。
・仕入れを行なう
仕入れの日は、朝から古物市場に行き、そして、たいていは終了までいます。
仕入れの日は1日中「古物市場」でネットで高く売れる物を探す!!【ネット古物商の仕事(2)】
古物市場は、中古品から未使用品の物まで色々な商品があります。私が古物商になって本当にびっくりしたのは、古物市場は古物商にとって「儲けの倉庫」そのものだということです。
初めて古物市場を知ってからは、家にある電化製品の買い換えや、日常使う物を買う場合は、まず新品を購入する前に古物市場に行って、買いたい商品がないかを確認するようになりました。
なぜなら、古物市場には、もちろん中古品も出回りますが、中には未使用の商品が出ることもあるからです。
そこでは、未使用の商品も安く手に入るのです
古物市場では、家にある物でしたら、ほとんどそろってしまいます。古物商を始めてまだ日が浅い新米のうちは、古物市場に参加したほうが仕入れはやりやすいと思います。
最初のうちは、商品の種類や、仕入れのしくみを勉強するためには、数多くの古物市場に参加したらいいと思います。
古物市場に参加する際の情報源としてお勧めしたいのが、「リサイクル通信」という業界の最新情報が手に入る新聞です。月2回発行されています。
その中に、月に一度、古物市場開催日程のコーナーがありますので、初めて古物市場に参加する際に役立つと思います。
そこには電話番号や開催場所なども掲載されていますので、電話をして初めて参加する旨を伝え、当日持参しなければならない物を確認しましょう。
古物商の免許のほか、参加費や入会金などが必要になる古物市場もあります。入会前に見学できる所もありますので、電話で確認してみましょう。
古物市場と言うと閉鎖的なイメージがありますが、市場を主催する方も、市場にたくさん人が集まってきてくれることを望んでいると思います。
古物市場は競りの手数料で成り立っています。人が集まればそれだけ手数料収入が増えるわけですから、市場主も人が集まることを望んでいるはずです。
古物市場に、人がたくさん集まれば、それだけ良い品物が集まる確率も高くなります。
そこでは、
・良い品物が集まれば購入したい人が集まる
・購入したい人が増えれば出品したものが高くなる
という状況になります。
出品する人は少しでも高く売りたい、購入する人は少しでも安く買いたい、という中で商売の駆け引きが行なわれるのです。
初めのうちは、購入するだけが多いと思います。
古物市場を選ぶ上で大切なのは、まだ経験の浅いうちは、自分が一番得意な商品分野で購入できる市場を探すということが大切です。
売ってみて、買ってみて、両方を経験することにより、お互いの気持ちが徐々にわかるようになります。
そうした経験を積んで、どんどん古物市場で購入できるようになれば、古物市場で競りにかけたり、またはネットで購入した物を古物市場で競りで高く売ることもできるようになります。
まずは古物市場で購入に慣れ、ネット販売で利益を上げられるようになりましょう!
泉澤義明(いずみさわ・よしあき)
1970年千葉県生まれ。リサイクルアドバイザー。ネット古物商・ブランドリサイクルショップ『ブルーム』店主。ネット販売講師。広告代理店、テレビ制作会社勤務を経たのち独立。会社勤めをしているときにネットオークションに興味を持ち、出品を始める。オークションは順調に売上げを伸ばし、副業として始めて、半年後に会社を退職し、独立して”ネット古物商”となる。