携帯電話ナンバーポータビリティ開始
今から12年前の2006年10月24日、携帯電話番号を変更せずに通信事業者(キャリア)を変更できるナンバーポータビリティ制度が始まりました。英語表記(Mobile Number Portability)の頭文字を取ってMNPとも呼ばれます。2006年当時はガラケー全盛期。2009年7月に日本初のAndroid OS搭載スマートフォンが発売されました。
もともとNTTドコモ単独で始まった日本の携帯電話市場では、健全な競争促進によるサービス向上が課題でした。ただ、他のキャリアに乗り換える際、電話番号が変わってしまうことに抵抗を感じる利用者が多く、競争はなかなか進まなかったのです。
そこで総務省とキャリア各社が話し合い、同じ電話番号のまま他のキャリアに乗り換えられるMNP制度を作りました。ただ、乗り換え後の電話番号は同じでも、電子メールアドレスは変更が必要なほか、継続利用割引が打ち切られてしまうこと、特定の解約月以外だと高額の手数料が発生するケースがあることなどから、今も乗り換えにブレーキがかかっているようです。シンガポールやイギリス、オランダでは20世紀中にMNPが始まっています。
2006年10月24日の日経平均株価終値は
16,780円47銭
算出開始後「10月24日」の日経平均株価は前日比で
値上がり:27回
値下がり:29回
トウシル編集チーム
楽天証券
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