年金改革法改正、厚生年金支給65歳へ

年金法改正,トウシル
(画像=トウシル)

今から24年前の1994年11月2日、年金法が改正されました。厚生年金のうち定額部分の支給開始年齢を2001年から段階的に引き上げ、65歳としていくことが決まりました。

年金の問題は国民の大きな関心事です。当時も「大改革」と呼ばれ、与野党の合意で年金法が改正されました。

現役時代の収入によって掛け金と受取額が変わる報酬比例分は60歳支給開始を維持。一方、「1階部分」と呼ばれる定額部分は支給開始時期を後ずれさせ、最終的に65歳とすることが決まりました。

このほか、国民年金に加入できる上限年齢を65歳から70歳に引き上げたり、失業保険をもらっているうちは年金を支給しないなどのルール改正がありました。全体的に年金財政に入ってくるお金を増やし、出ていくお金を減らす方向で制度が改正されました。

今年4月には財務省が厚生年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる案を政府の審議会で披露しました。少子高齢化と年金財政の悪化は加速しており、この種のニュースが増えていきそうです。

1994年11月2日の日経平均株価終値は

19,750円65銭

算出開始後「11月2日」の日経平均株価は前日比で

値上がり:31回
値下がり:24回

トウシル編集チーム
楽天証券
楽天証券の投資情報メディア「トウシル」を運営しています。トウシルのテーマは「お金と投資をもっと身近に」です。投資は、お金に振り回されないためにできることのひとつ。でも、リスクもありますし、むずかしくもあります。トウシルでは、みなさんが投資に対してお持ちの疑問や不安を減らし、投資へのハードルをさげるためのコンテンツを提供します。

(提供=トウシル

【7年連続なるか?】「年末高」を攻略せよ!注目株、アノマリー攻略法
【優待名人・桐谷広人】超カンタン![桐谷式]株主優待のはじめ方と銘柄セレクト術
【ムダな損を減らそう】投資で失敗しないために破ってはいけないルール
【じぶん年金】iDeCo(イデコ)って何?節税メリットと注意点を総ざらい
【なぜあなたは失敗するのか】投資で失敗しないためのルール。塩漬け株、行動心理学、お金が増えない人の共通点