相続税や贈与税にて、土地の算定基準となる平成22年分の路線価が、7月1日、国税庁から発表されました。
路線価の日本一は、前年引き続き銀座中央通りの鳩居堂・和光・三越の通りでしたが、その路線価について、平成21年の3,120万円/㎡から、平成22年は2,320万円/㎡と大幅に下落しています。
全国的にも、公示価格の下落を受けて、前年に引き続き2年連続、下落している傾向にあるようです。
特に東京都では11.3%減と2けたの下落、全国で最も下落幅が大きいようです。大阪圏も下落幅が大きくなっています。
この路線価の変動が相続税額に与える影響は大きいとみられます。 生前対策として相続税の試算をしていた方も、この路線価の変動を受けて、相続税額がかなり変わってくると思われますので、税理士にご確認ください。
(提供:チェスターNEWS)