LINE Pay(ラインペイ)には、利用度合いに応じてポイント還元率が上がる「マイカラー制度」があります。他のサービスのようにポイント還元一律◯%というわけではなく、わかりづらいと感じる人も多いでしょう。そこで今回は、マイカラー制度の注意点やマイカラーとキャンペーンの組み合わせでLINE Payをもっとお得に使う方法をご紹介します。

LINE Payのポイント制度「マイカラー」とは

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(画像=PIXTA)

LINE Payとは、お財布スマホのようなもの。スマホで支払いができるシステムです。LINE Payで支払いをすると、その金額に応じてLINEポイントが付与されます。

LINE Payの「マイカラー」は、前月の1ヵ月間のLINE Pay決済金額に応じてステージが変わり、ポイント還元率も変動するという仕組みです。そのステージを表すものとして、「グリーン」「ブルー」「レッド」「ホワイト」の4色のバッジが使われます。

バッジの色ごとの具体的な決済金額とポイント還元率の関係は以下の通りです。

・ グリーンバッジ 月額決済金額10万円以上    ポイント還元率2%
・ ブルーバッジ 月額決済金額5万〜9万9,999円 ポイント還元率1%
・ レッドバッジ  月額決済金額1万〜4万9,999円 ポイント還元率0.8%
・ ホワイトバッジ 月額決済金額0〜9,999円    ポイント還元率0.5%

マイカラーの色は、LINE Payの利用登録で自動的に判定されます。ご自身のバッジのカラーは、LINEウォレット→ LINE Payメニューより、「マイカラー」をタップして確認しましょう。

さらにQRコード・バーコード支払いでポイントアップ

2018年8月1日から2019年7月31日までの1年間は、LINE Payの「QR/バーコード支払い」を利用すると、すべてのバッジに+3%のポイントが上乗せされます。「QR/バーコード支払い」とは、自分のスマホの画面にLINE PayのQRコードやバーコードを表示して、店側に読み取ってもらったり、自分が店側のQRコードやバーコードを読み取ったりして決済する方法です。

例えば、ブルーバッジの人の場合、通常1%のポイント還元にプラス3%で合計4%。コード決済で1万円分のお買い物をすると、400円分のポイントが還元されることになります。「QR/バーコード支払い」対応の店舗を見つけたら積極的に使っていきたいですね。

貯まったLINEポイントの使い方

貯まったLINEポイントは、LINE Pay残高への交換し、決済に使うことができます。その他にも使い道はたくさんあり、nanacoポイントやPontaポイント、Amazonギフト券への交換も可能です。また、新ラクマの支払いにあてたり、サーティーワンアイスやミスタードーナツと交換できたりと利用範囲はどんどん拡大しています。

利用できるサービス内容は、LINE ウォレット→LINEポイント→「使う」からも見ることができるので、参考にしてみてください。

マイカラー制度の注意点

マイカラー制度の注意点は主に3つあります。まず、LINE Payを利用するには、銀行の口座登録が必要です。口座登録することで、銀行口座よりLINE Payへチャージできるようになります。

2つ目の注意点は、ポイント付与の対象決済上限額は1ヵ月100万円ということです。100万円以上の支払いをしたとしても、ポイントは支払いごとに付与されるため、その支払いについては、ポイント付与対象外となります。

最後の注意点としては、ポイント付与までタイムラグがあるということです。利用してすぐにポイントが付与されるとは限りません。LINE公式サイトでは、「商品の購入からポイント還元まで最大190日かかる場合がある」と記載されており、時間がかかると認識しておいたほうが良さそうです。

月イチ開催の「Payトク」を見逃すな

LINEでは「Payトク」というキャンペーンが開催されています。「Payトク」とは、LINE Pay で決済した場合に、支払い金額が還元されるキャンペーンです。

2019年3月は「春の超Payトク祭」ということで、LINE Pay加盟店やLINEストアでのお買い物で、LINE Pay支払いをすると支払い金額の20%が還元されるというキャンペーンが開催されていました。

20%還元も。LINE Payのキャンペーンもチェック

Payトク以外でも、LINE Payではさまざまなキャンペーンを開催しています。2019年4月には、新生活応援ということで、ビックカメラ・コジマ・ソフマップの対象店舗でLINE Payコード支払いを利用して決済すると、支払い金額の15%が還元されます。これに、マイカラーポイントが上乗せされますから、還元率は実質最大20%ほどになります。

さらに、ビックカメラなどにも、ポイント制度がありますから、それらと合わせると、かなり大きな還元率になりますね。

今後のサービス改定にも注目

生活を便利でお得にしてくれるLINE Payは、使えるお店も拡大中。現在利用可能なお店は、コンビニや家電量販店、ドラッグストアなど、オンラインではZOZOTOWN、新ラクマ、SHOPLISTなどがあります。そのほか、東京電力や関西電力の請求書支払いにも対応しています。

サービス改定やお得なキャンペーンも頻繁に行われているので、今後、どのようなサービスが展開されるか期待したいところです。

文・前田菜緒(子育て世代の家計のパートナー、FPオフィス And Asset)/fuelle

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