伝え方一つで仕事の成果は大きく変わる!
毎日一生懸命やっているのに、チームのみんなとうまくやっていきたいのに、なぜか仕事がうまく回らず、上司に怒られてばかり……というお悩み。実はコミュニケーションのポイントを見逃しているのかもしれません。
多くの人が陥りがちなビジネスコミュニケーションの落とし穴に気をつけながら、苦手な人まで味方につけてしまうような“人に好かれる”ビジネスコミュニケーション術をご紹介します!
仕事ができる人になりたければ、「人に好かれる」ことを目指すべし!
仕事ができる人は、人に好かれている。人に好かれなければ、仕事はできない。
ビジネスにおけるコミュニケーションこそ最も人間臭く、“人間性”や“受け手の気持ち”といった目に見えない漠然とした要素が強い影響力を持つ――
これが、今日私が皆さんにお伝えしたいことの全てです。
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。人に好かれるかどうかは、仕事の能力には関係ないし、特別なスキルを持っていればそんなことは関係ないでしょう? それにビジネスコミュニケーションといえば、論理的思考で合理的な説明が求められ、上下関係や言葉遣いばかりが重要視される形式ばった、冷めたものばかりなんじゃないの?
と思ってくださったあなた、ぜひ続きをお読みください。
相手が気持ちよく受けてくれる仕事の依頼方法は?
ではさっそくここで質問です。上司から仕事の依頼を受けたとします。次のAとBのパターン、あなたが気持ちよく仕事を引き受けられるのはどちらでしょうか?
A:〇〇さん、これ明日までにまとめておいて!
B:〇〇さん、忙しいところ悪いんだけど、これ明日までにまとめておいてくれる?
上司からの指示なのだから、つべこべ言わず引き受けるのが当たり前、という話は置いておいて、Bパターンのほうが丁寧で柔らかく、素直に「はい、わかりました」と言いたくなりませんか?
たとえ上司といえど、Aパターンのように乱暴に仕事の指示を出されると、心の中でカチンときてしまうこともありますね。