「毎朝腹筋を100回やってるんだよ!」知人が得意げにそう言いました。彼は温泉旅行の時に、鏡の前で自分のお腹がぽっこり膨らんでいるのに気づき危機感を抱いたのだそうです。3ヵ月後、彼は首を痛めてしまいました。本人は腹筋運動のつもりでしたが、実際は仰向けになって首の上下運動を激しく繰り返していたことに気づかなかったようです。腹筋運動の「正しいフォーム」を知らなかったことが首を痛める原因になったのですね。

人は危機感を抱くと「極端な行動」に走るものなのでしょうか? 生命保険でも似たような事例が見られます。私のFP事務所に保険の見直し相談に訪れた人の中には医療保険に5つも入っているにもかかわらず、死亡保険には一つも入っていなかったケースがあります。その人は「もし、病気やケガで入院したら」と考えると心配で心配で、気がついたら5つの医療保険に入っていたのだそうです。

筋トレは「正しいフォーム」を知らずに続けるとケガを招くことになりかねません。健康を目的に始めた筋トレでケガをするなんて本末転倒ですよね? 保険も同じ、そもそも保険とは「もしもの場合」に家計の負担を軽減するための手段に過ぎません。そんな保険も「適正な保障額」を知らずにあれもこれも加入すると、結果として無駄な出費がかさみ、家計を圧迫しかねないので注意が必要です。

今回は生命保険の「適正な保障額とは?」と題してお届けしましょう。

生命保険,保障額
(画像=ZUU online)