2 企画・マーケティング職
マーケティングから販売促進、店舗運営、IT化への対応、ビッグデータの活用にあたって必要な統計学、社会の動きを先読みする時事力まで、企画・マーケティング職に求められる知識やノウハウが身につく資格を紹介する。
●統計検定
統計学の知識や活用力を評価する試験です。どちらかというと「理論寄り」で、統計学の基本的な用語や概念を理解したり、事例問題を解きながら統計分析の手法を学んだり、統計学の理論をじっくり学びたい人に向いています。研究者や医師、会社員など様々な職業の人が受験をしています。
●ビジネス統計スペシャリスト
データ分析の技能を評価する資格で、統計スペシャリストの人材ニーズの高まりを受けて2015年に誕生しました。エクセルを用いて統計処理する実務的なスキルが身につきます。試験では、コンピューターを使ってエクセルを操作し、データ分析結果をもとに解答する実践的な問題が出されます。
●日経TEST
日本経済新聞社主催による、時事や経済をテーマとする検定試験です。様々な業界の最新動向から社会・国際情勢まで、幅広い内容から出題されます。問題を解きながら、「この業界ではこんな動きがあるのか」といった学びやビジネスのアイデアを得られる内容です。企画職にお勧めです。
●ウェブ解析士
ウェブ解析とは、アクセス解析のデータを活用して、ウェブマーケティングの効果を最大化することです。ウェブ解析士は、ウェブ解析の知識やノウハウを身につけ、実務に役立てることを目指した資格です。インターネット広告がマーケティングや販促の主流になった今、ウェブ解析は重要なスキルです。
●マーケティング・ビジネス実務検定R
マーケティングに関する知識やノウハウを総合的に学べます。試験ではケーススタディをもとに出題されるので、具体的な事例をもとに戦略や施策を考える訓練にもなります。理論だけでなく、仕事ですぐ役立つ実務知識や時事情報が習得できます。
●ネットマーケティング検定
ウェブやSNSなどインターネットの特性を生かしたマーケティングの知識やノウハウが身につく資格です。試験では、インターネット広告の種類や特徴、検索エンジン対策のノウハウなども出題されるので、実践的な知識を学べます。