3 営業/海外勤務

営業職向けには、コミュニケーションスキルを測る資格や、雑談のネタになる趣味系の資格、接待やおもてなしに役立つ資格を厳選。海外勤務では、語などの語学スキルの他、海外に住むにあたり知っておきたい各国の歴史や文化、しきたりに精通できる資格も紹介。

●コミュニケーション検定

机上の勉強でコミュニケーションスキルがどのくらい身につくのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、ビジネスにおける様々なコミュニケーションの具体的な事例から、適切な対応や考え方が学べるようになっています。初級と上級があり、上級には面接試験が課されています。

●観光特産士検定

全国の特産品・郷土料理・伝統工芸品や、それに関連する観光知識を測る検定です。知る人ぞ知る名産や隠れた名所を知ることができるので、贈答品を送る際にも、相手にゆかりのある気の利いた品物を選ぶことができるようになります。ちょっとした気遣いで差をつけられるのでお勧め。

●ウイスキー検定、日本ビール検定、唎酒師

接待や雑談に役立つ資格として、趣味系の資格はお勧めです。取引先の担当者や、お近づきになりたい社内の上司や役員などの趣味を把握しておき、それに関する検定を受けて知識を仕入れておくと、会話が弾むこと間違いなしです。ウイスキーやビールなどの知識は教養にもなります。

●英語以外の外国語

「英語が多少できる」くらいの人は珍しくないので、まわりと差別化するためにも、英語以外の外国語のスキルを磨いてはどうでしょう。自分を「ひと味違った人材」としてアピールできます。

●国際知識検定

アジアを中心とした各国の歴史文化や経済などの知識が学べる検定です。国ごとに分かれていて、インドネシア検定、タイ検定、ベトナム検定、韓国検定、ロシア検定、台湾検定、マレーシア検定と、国旗の試験区分があります。子供の受験者が多いのが特徴ですが、勉強する内容は大人にも役立ちます。

●マナー・プロトコール検定

プロトコール(国際儀礼)に関する知識を問う内容で、海外のテーブルマナーや宗教に応じた対応、国旗の扱い方など国際的なマナー知識を学べます。海外出張が多い人や、海外の顧客を接待する機会の多い人はぜひ身につけておきたい知識です。