米中貿易摩擦など世界情勢の不透明化や、スマートフォン需要の頭打ち傾向などが世界の半導体市場に冷や水を浴びせています。半導体製造装置国内最大手の東京エレクトロンは取引先の設備投資計画の遅れなどが響き、2020年3月期の連結営業利益は前期比3割近くの減少を見込んでいます。一方で、次世代通信規格「5G」やAI(人工知能)、自動運転などの実用化が迫るなか、高度な半導体の市場の成長余地は高いとの見方もあります。東京エレクトロンの河合利樹社長をゲストに招き、世界の半導体市場の展望や同社の成長戦略に迫ります。
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