1.オーダーメイド住宅でペットと快適に暮らす

マイホーム,ペット
(画像=gpointstudio/Shutterstock.com)

せっかくマイホームを持つならこの機会にペットを飼いたいと思われている方も多いのではないでしょうか。賃貸ではペットが飼える物件が限られるため、ペットを飼いたくても飼えなかった方もいらっしゃるかと思います。ペットと触れ合うことでストレスが軽減されるだけではなく、小さなお子様がいらっしゃる方には良い遊び相手にもなってくれるでしょう。

一言でペットと言ってもどの動物を飼うのかという違いだけでも適切な設備や間取りに違いが出てきます。ペットの中でも犬は人懐っこく人間とコミュニケーションを取りやすい動物であるが故に人気が高く、猫は見る人を癒しながら散歩をする必要性もないことから最近では猫を飼う人が増加傾向にあるようです。

そんなかわいい動物たちを家族として迎え入れるなら、快適な設備にしたいものですよね。今回は室内で飼うことを前提にペットと快適に暮らすアイデアをご紹介したいと思います。

2.夏は涼しく冬は暖かい部屋

犬や猫は全身が毛に覆われており足の裏の肉球からしか汗をかけないため体温調節が苦手です。そのため、暑い夏や寒い冬に空調の効いていない空間でお留守番をすると苦しい思いをします。できるだけ室温は20℃から25℃の間を維持するとよいでしょう。住宅を建てる際には、空気の流れや風通しを考慮して設計したり高断熱高気密の設計を行うことにより、夏は涼しく冬は暖かい家を実現できます。

しかし、最近の日本の夏は猛暑が当たり前になってきており、高断熱高気密住宅であっても一度熱が入ると熱が逃げていきにくいというデメリットもあるため、ペットが遊ぶ部屋などはエアコンが必須アイテムと言えるでしょう。最近のエアコンには遠隔操作で室温を確認したりオンオフが操作できるものもありますので、このような機種を選ぶのも良いでしょう。

また、人感センサー搭載機種のエアコンはペットにセンサーが反応せずペットが熱中症になってしまうというケースも見受けられることから注意が必要です。

3.ペットを飼う上での様々な対策

ペットを飼うとどうしても臭いが気になってしまいます。対策として換気をこまめにすることや消臭剤を使うことはもちろん、最近では臭いや傷跡に強い壁紙やペット用空気清浄機などが売られているので家を衛生的に保つために取り入れるのも良いでしょう。また、お散歩帰りのペットや外で遊んで来たお子様の足を洗える足洗い場があると家が汚れないため便利です。

その他、犬や猫の鳴き声対策としては窓を音漏れのしにくい二重窓にすることが効果的です。新築でペットと暮らす上で特に気を付けたいことといえば、ペットの爪とぎや引っ掻き傷で壁や床がボロボロになってしまうことですが、壁紙を上下で区切るタイプの張り替えが簡単なものにしたり、家の柱を傷つけないように柱に麻縄を巻き付けたり、爪とぎ用のパネルを設置して保護をする等の対策を検討すると良いでしょう。

床に関してはフローリングのままだと滑って転んだり、爪の音や傷が気になってしまうことがあるのでコルクマットを敷いたりペット用のワックスをかけてあげると安心です。

4.ストレスのない安全な間取り

ペットの中でも特に犬は年齢を重ねるごとに階段を上り下りするだけでも腰を痛めることがあるため、比較的ゆるやかな階段を設置することをお勧めします。逆に猫は高いところが安心する生き物なのでキャットタワーやキャットウォークを設置してあげるなどの工夫をすると良いでしょう。

また、ペットが違う部屋に移動したい時、ドアを開けてあげないといけなかったり、あるいは無理やり自力でドアを開けられたりすると、空調が効きにくくなったりドアに傷がついたりして大変です。この場合、ペットドアを取り入れると飼い主がドアの開閉をしなくてもよく、ペットが家の中を自由に移動できるようになるためペットにとってもストレスがないでしょう。

5.ペットを守るために

外出などの際にペットを守るために、最近ではITを駆使した技術でペットを守ることができるようになりました。例えばペット用カメラは、スマートフォンと連携することにより室内の様子をHD画質で監視でき、暗くても赤外線で監視できます。

さらに、見守るだけでなく出先でスマートフォンの操作を経由してペットにおやつを与えることなどもできます。ペット用カメラは機能の種類も多く、音声機能付きで遠隔から話しかけることもできたりする商品もありますので、家を留守にすることが多い方には導入をお勧めします。(提供:sumuzu

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