老後の資産作りにはiDeCoが有効ですが、どこでiDeCoをすればよいか悩んでしまいますよね。もしまだお悩みならネット証券大手の「SBI証券」でiDeCoを考えてみてはいかがでしょうか?SBI証券のiDeCoにはおすすめできるポイントが3つあります。3つのポイントと、SBI証券のiDeCoの概要をご紹介します。

SBIのiDeCoには3つの強み!

SBI,iDeCo
(画像=PIXTA)

豊富な銘柄が用意されている

SBI証券のiDeCoでは87銘柄もの商品が用意されています。選択肢が豊富ですからニーズに沿った商品も見つかりやすいでしょう。

金融機関の手数料が無料

iDeCoには「年金連合会の手数料」と「金融機関の手数料」の2つの手数料があります。年金連合会の手数料はどの金融機関でも一律ですが、金融機関の手数料は金融機関によって違います。

SBI証券のiDeCoの場合は金融機関の手数料が掛かりません。

ロボ・アドバイザーが利用できる

iDeCoでは運用商品を自分で決める必要がありますが、知識がないとどのように選べばよいか迷ってしまいますよね。

SBI証券なら簡単な質問に答えるだけで銘柄を紹介してくれる「ロボ・アドバイザー」を利用することができます。銘柄選びのサポートが受けられますから投資初心者でも安心ですね。

SBIのiDeCoには2つのプランがある

SBI証券のiDeCoでは、「オリジナルプラン」、「セレクトプラン」の2つのプランが用意されています。オリジナルプランは、SBI証券がiDeCoのサービスを開始した2005年から提供しているプランです。セレクトプランは、iDeCoの制度改正に合わせ、2018年からスタートした新しいプランです。低コストの商品を中心に多彩な商品ラインナップが用意されています。

これからiDeCoを開始するなら、セレクトプランをおすすめします。セレクトプランには低コストの商品が充実しており、長期投資になるiDeCoにおいて有利になる場合が多いです。

SBIのiDeCo 低コスト銘柄ランキングTOP3

SBI証券のiDeCo商品ラインナップの中で、コストが低い商品の上位3銘柄ご紹介します。なお、3銘柄すべてがセレクトプランでしか買えませんので気を付けましょう。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

日本を除く先進国の株式に投資する商品です。年率0.10989%と、SBI証券のiDeCoラインナップの中で最も低コストで運用することができる商品です。

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

1位のニッセイ外国株式インデックスファンドとほぼ同じ運用の商品です。投資対象もコストも同じですが、ニッセイの方が歴史が長く、お金もニッセイの方がよく集まっているようです。

SBI全世界株式インデックス・ファンド

日本を含むすべての国の株式に投資する商品です。年率0.1102%程度のコストで世界中の国に投資ができるのは魅力的ですね。

日本や新興国にも投資したい方はこちらが選択肢になるでしょう。

SBIでiDeCoを開設する方法

SBI証券HPで資料請求

まずはSBI証券HPで資料請求します。氏名や住所など、必要な情報を入力し資料の到着を待ちましょう。なお、iDeCoを行うだけならSBI証券口座は必要ありません。

必要書類を記入し提出

SBI証券から資料が届いたら必要な情報を記入しましょう。iDeCoに拠出する金額の設定や引き落とし銀行の登録などをこのときに行います。また、会社員の場合は勤め先から「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を作成してもらう必要があります。

必要書類が用意できたら返信用封筒で返送しましょう。

約2ヵ月の審査を経てiDeCoスタート

iDeCo加入資格などの審査を年金連合会が行います。問題がないならiDeCo専用サイトへのログイン情報が記載された「ウェルカムレター」が届き、いよいよiDeCoのスタートです。

iDeCo専用サイトではその後のお手続きなども行います。ログイン情報は大切に保管しておきましょう。

iDeCoに加入したら年末調整を忘れずに

iDeCoでは掛け金の全額が所得控除になり、税金の還付が受けられます。

所得控除の対象額がある場合は「小規模企業共済等掛金払込証明書」が届きます。年末調整の手続きをしてもらうため、忘れないよう会社に提出しましょう。

なおiDeCoの初回引き落としが12月だった場合、証明書の到着が年末に間に合わない可能性があります。その場合は自分で確定申告をすると還付が受けられます。少し面倒ですが、大切なお金ですからしっかり申告しましょう。

SBIのiDeCoは好選択

iDeCoを始める際、SBI証券はおすすめできる金融機関のひとつです。なお、金融機関はあとから変更することもできます。金融機関選びに悩んだらSBI証券から始めてみてはいかがでしょうか?

文・若山卓也(ファイナンシャルプランナー)/fuelle

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