「お財布を○○色にしたら金運がアップする」「玄関は〇〇向きだと運気がいい」。そんな話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。お金が貯まる運気を取り入れる方法として広く知られる「風水」のテクニックについて紹介します。

風水とは?

金運アップ,風水
(画像=PIXTA)

風水は3,000~4,000年昔の古代中国で生まれた、「気」を利用した開運のための環境学です。環境を変化させることで「気」の流れを良くし、運気を高める方法をまとめたもので、いわゆる“占い”とは異なります。

衣食住やものの配置、そして普段の行動習慣といった“環境”が「運を決める」というのが基本的な考え方。このため有名な風水師は「運が悪い」と思うことがあれば、自分の環境を見直すことを勧めています。

お金が貯まるのはゴールドの長財布?

冒頭で触れたように、「お財布の色や形が金運につながるのでは」と考える人も多いでしょう。気になるお財布の色ですが、金運アップのためにはゴールドや黄色が風水的にはよさそうです。この2色が派手で持ちづらいなら、オレンジ、ベージュ、緑色、茶色なども良いと考えられます。

形については、長財布か二つ折りの財布か悩む人も多いでしょう。風水の考え方からすると、長財布のほうが良さそうです。二つ折りの財布はポケットなどに入れてお尻の下敷きになってしまうこともあり、お金が丁寧に扱われなくなりがちだからです。

いずれにせよ、お財布やお金を大切に扱うことがいい運気を呼び込むことにつながりそうです。

インテリア、玄関など「室内」の風水 運気アップの基本は「掃除」

室内、インテリアの風水については、「汚れているところに良い気は集まらない」との考えから、運気アップの基本は掃除とされます。部屋をこまめに掃除し清潔に保つことで、気の流れは良くなると考えるのです。無駄なものを置かず、整理整頓を心がけましょう。

家の中でも特に重要なのは、気の入り口である玄関です。玄関マットは外からの悪い気を払ってくれるので、特に質の良いものを選んでこまめに掃除をしておくと良いようです。その年のラッキーカラーの色味のマットを取り入れるのもおススメです。

●トイレは金運の要

トイレは家の中でも、悪い気が溜まりやすい場所と言われています。トイレのフタや扉は必ず閉めて、悪い気が室内に充満しないようにしましょう。運気アップのためには掃除が不可欠ですが、トイレの掃除用具が汚れていては、せっかく掃除をしても逆効果です。便器を拭くのは古雑巾ではなく、清潔なもの、たとえば使い捨てのシートなどを使うとよいでしょう。

また、トイレは明るくしておくことが大切。本や雑誌などは置かず、写真や絵を飾ったり、良い香りのアロマやお香を置いたりして、快適な空間を作るのが金運アップの秘訣です。

●金運アップに一番効果的なのはキッチンの掃除

ある有名な風水師は、「金運をアップさせるために一番効果的な方法といえば、キッチンの掃除」と言っています。なぜなら、生きるために必要な「食べるもの」を生み出す場所であるキッチンは、生きるために必要な「お金」につながると考えるからです。 具体的には、布巾や雑巾などはきれいなものを使う、シンクの水垢はきれいにふき取り、“金運が干上がらないように”します。また鍋やコンロの“こげ”もきれいに落としましょう。「キッチンの金運アップには、『水』と相性の悪い『火』の気を抑えることが効率的」なようです。

金運がアップする食べ物は?

キッチンのお話をした流れで、金運アップが期待できるとされる食べ物についても考えてみましょう。これはズバリ黄色い食べ物とされます。たとえばサツマイモや柑橘類、卵の黄身などが挙げられるでしょう。

また、食べる行動そのものが「金の気」を持つとされていますので、自分がおいしいと感じるものを選んで採ることが金運アップにつながります。

運気アップのテクニックに何も難しいことはない

金運など運気のアップが期待できると言われる風水のテクニックを紹介しましたが、お金や財布を大事にする、トイレやキッチンをきれいに保つ、おいしいものを食べるなど、難しいことは一つもありません。

こうしたテクニックを実践すればすぐに儲かる、リッチになれるというわけではないでしょう。しかし、今回紹介したことを実践すれば、暮らしが豊かになり、自然と運気がよくなっていくのではないでしょうか。まずできそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。

(提供=auじぶん銀行)

執筆者:冨士野喜子(ファイナンシャルプランナー)

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