国際石油開発帝石は8日、子会社であるINPEX Petróleo Santos Ltda.を通じて権益を保有するブラジル南東沖エスピリトサント堆積盆BM-ES-23鉱区での評価井掘削の結果、油層を発見したと発表した。
この鉱区はブラジル南東部エスピリトサント州沖合約115kmに位置し、水深1800mから2000mの大水深域に位置している。同鉱区の参加権益を15%保有する同社は、オペレーターのペトロブラス社、パートナーのシェル社とともに探鉱事業を推進していく。
今回の掘削では深度3550メートル付近での物理検層および地層流体の採取によって、良好な油層が確認されたという。今後は取得できたデータを分析していくとともに、深度約4500mまで掘削を進め、新たな原油・天然ガスの胚胎の可能性を調査する予定だ。
同社はブラジルで2009年から商業生産を開始。1日に約2.8万バレルの原油や天然ガスを生産している。
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