ADEKAの株価がことし4月、15年ぶりに上場来高値を更新しました。「半導体関連」「EV(電気自動車)関連」として成長性が買われた形です。創立100年を超す伝統企業ですが、化学品、食品、ライフサイエンスと幅広い分野への多角化が進んでいます。なかでも、世界シェア50%を超す半導体メモリ向けの高誘電材料、世界オンリーワンの自動車エンジンオイル向け潤滑油添加剤など、世界トップシェア、ニッチトップの商品を半導体、EVの周辺分野などに数多く持ちます。ここから力を入れていくのは、サプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献し、社会価値と経済価値を同時に追求するような製品の開発。城詰秀尊社長に戦略を聞きます。

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