この記事は2022年3月14日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年3月14日(月)の午前11時すぎにウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
2022年3月11日(金)は円が暴落、米ドル/円は117円台前半と2017年1月以来の高みに達した。11日のドルは終日強含み、特にNY時間に買われた。
ドルインデックスは前日10日の98.521から99.126へと大きく続騰。タイムサイクル的には、3月3日~3月14日の天井圏を再トライしているが、本日3月14日(月)にも高値を付け、3月10日~3月17日の底値圏に向かって反落し始めると思われる。
エリオット波動的には1月13日にd波が終了となり、上昇e波が依然として継続中のようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円60分足チャートでは、3月11日(金)の午前7時の足で116.08円付近の安値を付け、翌12日午前4時の足で117.36円付近の高値をつけている。一日の値幅は約1円28銭と極めて大きな値動きとなった。
米ドル/円はタイムサイクル的には3月7日~3月17日の天井圏に向かっているようだ。エリオット波動的には1月4日からの下降a波が1月24日に終了して調整波の上昇イレギュラーb波がまだ継続中のよう。
ただし、このまま117.5円を超えるようであれば、上昇b波でなく上昇E波のc波になるため、さらに続伸することになりそうだ。
今のところのサポートは117.2円付近なのでこの辺りの押し目ができればタイミングを見て買ってみようと思う。
▽米ドル/円の4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。