日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万5,346.48円 △38.63円
為替 1ドル=118.32円
売買高(東証一部、以下同) 12億2,208万株
売買代金 2兆7,976億2,900万円
値上り銘柄数 1,762銘柄
値下り銘柄数 373銘柄
騰落レシオ(25日) 86.59%

市況概況

指数に影響の大きな銘柄が買われすぎから売られて冴えない展開

米国ハイテク銘柄などが大きく売られたことから売り先行となった。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとしていたことなどがあって、寄り付きの売りが一巡となった後は、買い戻しが入って堅調な展開になった。

それでも、一気に上値を試すことはなく、上値の重さが確認されて上げ幅は限定的になった。指数に影響の大きな銘柄が「買われすぎ」ということで大きく売られ、指数を押し下げる要因になっていた。

昼の時間帯も特に動きは見られず、方向感に乏しい展開となった。

後場は本日の高値から始まるなど買い先行となったが、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押された。だからといって、売り急ぐでもなく、方向感に乏しい展開だった。

前場同様、指数に影響の大きな銘柄が売られて指数を押し下げるものの、売られ過ぎ感の強い銘柄が買い戻されて指数を下支える状況だった。最後まで買い気に乏しく、後場の安値圏での引けとなった。

小型銘柄は上値の重さが嫌気されて売られるものも多く、総じて冴えない展開だった。それでも割安感が強い銘柄は案外しっかりとしていた。東証マザーズ指数は軟調、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調。先物はまとまった売り買いが少なく、方向感がでるような状況ではなかった。

米FOMC(公開市場委員会)での利上げが取り沙汰され、日銀の金融政策決定会合もあり、海外では戦争があって経済制裁が見られ、中国では株価が暴落しており、何も買い上がる手掛かりがない状況だ。

ただ、大きく株価が下がったことである程度は悪材料は織り込んでいるという状況で方向感に乏しい展開となっている。

テクニカル分析

日経平均
引き続き先週木曜日の陽線の孕み足という感じで、保ち合いになっている。「三法」という形でこの陽線をどちらに放れるか、そして放れた方に大きく動くということだ。

あれやこれやと一言

ウクライナ情勢は好転もせず悪化もせずという感じであり、米国の利上げは0.25%は織り込み、中国株の暴落も特に影響はないという感じ。日本市場は方向感に乏しい展開となっている。売る人は「売った」ということで、改めて売り急ぐということでもないのだろう。

ただ、まだ波乱含みで、日米の金融政策などがはっきりとした後は中国の景気悪化などが取り沙汰される可能性がありそうだ。ロシアへの経済制裁の影響なども取り沙汰されるものと思われ、嵐の前の静けさもそろそろ終わりなのだと思う。

買われすぎ銘柄の修正安はかなり進んだが、ロシアの経済制裁の影響や中国景気の悪化などがさらに割高感を増やすということでもあり、買えない銘柄が増える可能性は高い。一方で底堅さがみられる銘柄や割安感が強まっている銘柄も多く、指数は冴えないながらも底堅いのではないかと思う。

下値の節目とすれば日経平均では2万4,000円前後となる。2万5,000円台固めとなればいいが、そこを割り込むと2万4,000円前後までの下落となるだろう。上値はまずは2万6,000円を超えないという感じでもあり、超えたとしても2万6,500円程度で上値が重くなるのではないかと思う。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。