この記事は2022年6月23日（木）に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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2022年6月23日（木）の午前11時すぎに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
| 神田卓也 株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル／円は上昇一服の展開。
パウエルFRB議長が2022年6月22日（水）の議会証言で「利上げがリセッション（景気後退）を引き起こす可能性がある」、｢目標はソフトランディング（軟着陸）だが達成は非常に困難だろうなどと述べた事が話題となっている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
リセッション懸念で米長期金利が伸びない中では米ドル／円の上昇は見込みづらい。137円台への上伸はひとまずお預けとなりそうだ。
もっとも、金融引き締め志向を強める海外中銀と、大規模緩和を維持する日銀のスタンスの違いは鮮明で、円が売られやすい地合いは続く公算が大きい。
米ドル/円の下値は限定的と見られ、135円台前半では底堅く推移するだろう。
▽米ドル／円の月足チャート
（画像＝羊飼いのFXブログ）
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
