この記事は2022年7月1日(金)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

2022年7月1日(金)の午前8時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日(2022年6月30日)で上半期は終了。2022年の上半期は、FXにボラティリティが戻り、米ドル/円、豪ドル/円、ユーロ/円、スイスフラン/円などが大きく変動した。ただ、大きく動いたのは、為替だけではなく、ほかのプロダクトも凄まじく変動している。

日経新聞によれば、商品指数は29%上昇。欧州ガスは98%上昇! 98%とは……。米ガソリンも強烈で72%急騰。あらためてインフレの凄まじさを感じる。

インフレを封じ込めるためにFRBが急速に金融引き締めに向かうのに呼応して、米10年債利回りは1.6%上昇(38年ぶりの水準)。呼応して米ドル/円は22円高。これは40年ぶり。日経平均は23%急落しており、これは30年ぶり。

この大変動のテーマは「インフレ」だ。このインフレは今のところ沈静化の兆しもなく、米10年債利回りの上昇も変わらず、株安は継続。中期では米ドル/円やスイスフラン/円の上昇トレンドも同じ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日7月1日(金)から上半期が始まる。半期末のリバランスが終了すると、相場がころっと変わることもあるため、本日は基本様子見。

スイスフラン/円や米ドル/円の押し目を待ちたい。

▽スイスフラン/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。