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楽天証券の始め方は、まずは「口座開設」をした後に、「ログインして初期設定」を済ませたら、「口座に入金」して、「投資したい商品を選んで購入をする」だけです。カメラ撮影できるスマホ(iPhoneかAndroid)一台さえあれば、最短翌日には口座開設が完了してログインに必要な情報が届きます。
目次
楽天証券での投資の始め方
口座をすでに開設済みかそうでないかで、投資の始め方が変わってきます。
まだ口座をお持ちでない方はまず、楽天証券で口座を開設することから行い、すでに口座をお持ちの方は、証券口座にお金を入金し金融商品を選んで買うといった流れになります。
それぞれに合った始め方で投資をスタートさせましょう。
- 楽天証券で投資を始める流れ
- 【口座未開設の場合】
・メール登録
・スマホで本人確認
・必要情報を入力
・IDが届いたらログイン・設定
【口座開設済みの場合】
・証券口座に入金(らくらく入金、リアルタイム入金、振込入金)
・投資する金融商品を選ぶ
・金融商品の買い注文を出す
口座未開設の人の場合
これから楽天証券で口座を開設する場合は、口座開設に必要なものを準備して手続きを進めます。口座を開設するためにはどのようなものが必要になるか、確認していきましょう。
楽天証券の口座開設に必要なもの
証券会社での口座開設には犯罪収益移転防止法の規定により本人確認書類を提出する必要があります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 2020年2月よりも前に発行されたパスポート
- 印鑑登録証明書
- 在留カード/特別永住証明書
運転免許証あるいはマイナンバーカードを持っている場合は、スマホで本人確認すると最短翌営業日に口座開設が完了するためおすすめです。さらに、マイナンバーカードの場合は口座を開設をした後にマイナンバーを登録する手続きを省くことができます。
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楽天証券の口座開設方法(スマホでの始め方)
スマホでの口座開設の始め方について紹介します。
パソコンからでも口座開設手続きはできますが、スマホで手続きを行うほうがおすすめです。
スマホで本人確認(eKYC)であれば最短翌営業日に口座を開設できますが、パソコンからだと郵便物のやり取りが生じ、約5営業日かかるためです。
メール登録
まずは楽天証券の口座開設フォームでメールアドレスを入力し、届いたメールに記載されているURLをタップしてメール登録を完了します。
スマホで本人確認
次に、提出する本人確認書類(運転免許証かマイナンバーカード)を選択して、スマホで本人確認書類の表面と厚み、裏面を撮影します。
加えて、顔写真の撮影と実物判定も行いましょう。実物判定とは、スマホ画面に表示された枠の拡大に合わせて、カメラを顔に近づけていく作業のことです。撮影して提出する本人確認書類や顔写真について、楽天証券は「取得した画像情報は本人確認以外では使用しません」と説明しています。
必要情報を入力
本人確認が完了したら、必要情報(お客様情報)を入力します。具体的な入力項目は、以下のとおりです。
- お客様情報の入力
-
・氏名
・性別
・生年月日
・住所
・携帯電話番号
・納税方法(特定口座開設有無や源泉徴収有無)
・NISA口座開設有無(有りなら一般NISAかつみたてNISAか)
・楽天銀行の申込有無
・楽天カードの案内受取有無
・iDeCo(イデコ)の申込有無
・楽天FX口座の申込有無
・楽天信用口座の申込有無
最後に入力内容や規約等の重要書類の確認をし、「同意して申込みを完了する」をタップすると申込完了です。
ログインに必要な情報が届く
申し込みが完了すると、以下のようにログイン情報が通知されます。
スマホで本人確認(eKYC)した場合 | 書類アップロードで本人確認した場合 | |
---|---|---|
通知方法 | メールで受け取る | 郵送で受け取る |
スケジュール | 最短翌営業日 | 約5営業日 |
通知内容 | ログインID | ログインID 初期パスワード |
スマホで本人確認(eKYC)をした場合はパスワードが通知されませんが、これは口座開設申込時に登録しているからです。
ログインIDを受け取ったら、楽天証券ホームページの「ログイン」から初回ログインをしましょう。ログイン後の設定については後述します。
楽天証券にログインして初期設定をしよう
ログインしたら、初期設定を行いましょう。初期設定について簡単に説明します。
ログインパスワードを変更する
スマホで本人確認(eKYC)をしていない場合は、郵送で通知された初回パスワードを変更する必要があるので変更します。
取引時の暗証番号を決める
続いて、取引注文や出金などを行う際に必要な数字4桁の取引暗証番号を設定します。
アンケートに回答する
次に、口座開設の動機や投資経験など簡単なアンケートに回答します。
必要情報を登録する
続いて、職業や勤務先、部署名、役職などの勤務先情報を入力します。上場会社の役員などは、内部者として登録されることを覚えておきましょう。
勤務先の登録はインサイダー取引を未然に防止するために行われるものであり、この登録によって証券口座の開設が勤務先にバレる(副業バレ)ことはありません。
上場会社等の役職員・大株主等の関係者が、その会社の重要事実(投資判断に著しい影響を及ぼす会社情報)を知って、その重要事実が公表される前に株式等の売買を行うことを内部者取引(インサイダー取引)といいます。内部者取引は、金融商品市場の公平性、公正性を損ない、信頼を失わせる取引として、金融商品取引法で規制されています。
引用:楽天証券|初期設定のご案内
弊社では、内部者取引を未然に防止するため、お客様の勤務先情報等に基づく内部者登録を行っています。
マイナンバーを登録する
最後に、楽天証券にマイナンバーを登録します。スマホでマイナンバーカードを提出した場合は、改めて登録する必要はありません。
■マイナンバーの登録方法
マイナンバー確認書類 | 登録方法 |
---|---|
マイナンバーカード | iSPEEDアプリ スマホサイト |
通知カード | iSPEEDアプリ スマホサイト |
住民票の写し | 郵送 |
楽天証券のアプリ「iSPEED」をインストールする
口座開設を一通り終えたら、楽天証券の「iSPEED」というアプリをインストールしましょう。
iSPEEDでは、株式の売買をアプリで素早く行えます。また市場の状況やチャート分析など、投資に役立つ機能を揃えています。 App StoreやGoogle Play、Amazonアプリストアから無料でインストールできるため、楽天証券の口座開設後に入れておきましょう。
アプリストアでインストール後、ログイン画面が表示されます。楽天証券のログインIDとパスワードを入力し「ログイン」ボタンをタップしてください。
ログイン情報を確認し「セットアップへすすむ」をタップします。
すでに購入している銘柄やお気に入り銘柄がないか、データを同期します。
アプリ画面のカラーを選択します。スモーキーブラックとスノーホワイト、オリジナルの3つから好きなカラーを選択しましょう。
メニュータブに表示する項目を選択できます。不要な機能があれば、タップして外すと良いでしょう。 設定を終えたら「ISPEEDをはじめる」をタップしてください。
ISPEEDからの通知を受け取りたい場合、「許可」をタップしましょう。
マイページが表示されれば、設定完了です。 注文画面やメニューに触れて、iSPEEDに慣れましょう。
楽天証券の初期設定後は入金方法を確認しよう
すでに口座を開設していた人や、新規で口座を開設をして初期設定やマイナンバーの登録が完了した人は、取引資金の入金に進みましょう。楽天証券での入金方法を解説しますので、どの方法で入金するのが便利か確認してください。
入金方法 | らくらく入金 | リアルタイム入金 | 通常振込入金 |
対応チャネル | Web マーケットスピード |
Web | 銀行ATM Web |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 金融機関により異なる |
証券口座への残高反映 | 即時 | 金融機関で異なる | 10分から1時間 |
ご利用可能時間 | 0時05分から23時55分 | 原則24時間 | 金融機関の営業時間 |
利用限度額 | 1億円/回(1日の限度額なし) | 1,000万円/回(1日の限度額なし、金融機関で異なる) | 未記載 |
利用回数制限 | なし | なし | 未記載 |
利用できる金融機関 | 楽天銀行のみ | 楽天銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 ゆうちょ銀行 PayPay銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 関西みらい銀行 セブン銀行 住信SBIネット銀行 イオン銀行 広島銀行 |
全国の金融機関 |
最低入金額 | 1,000円/回 | 1,000円/回 | 未記載 |
開始方法 | 楽天銀行の口座と連携する(マネーブリッジ) | 提携金融機関とネットバンキング契約 | 楽天証券の口座を所持している |
メリット | 簡単な操作ですぐに入金できる | オンラインですぐに入金できる | 楽天銀行や提携銀行の口座開設をしなくて済む |
デメリット | 入金しすぎに注意 | 操作を間違えると入金日が遅くなる | 手数料が発生する |
それぞれの入金方法をやり方を解説していきます。
マネーブリッジ らくらく入金を利用する場合
楽天銀行の口座を持っている場合は、マネーブリッジ らくらく入金を利用できます。らくらく入金では、楽天銀行からほぼリアルタイムで、24時間手数料無料で入金できます。
楽天証券にログイン後、画面上部のマイメニュー(口座管理・入出金など)から「入出金・振替」にある「入金」をタップします。
提携金融機関に楽天銀行(らくらく入金)があるので、タップしてください。
証券口座に入金したい金額を入力して、確認ボタンをタップします。なお以下の日時はメンテナンス時間になるため、振込はできません。
毎日 | 23時55分~翌0時05分 |
毎営業日 | 7時30分~7時40分 15時30分~17時15分 翌2時50分~翌6時00分 |
振込内容を確認し、間違いなければ「振込」ボタンをタップします。
受付完了画面が表示されれば、らくらく入金完了です。
マネーブリッジには自動スイープ(入出金)機能があるため、らくらく入金で証券口座に入金する必要がなく、楽天銀行の残高で国内株式・米国株式の現物取引・信用取引や投資信託の注文などが可能です。また、後述するインターネットバンキングと異なり、銀行のインターネットバンキングにログインする手間がないこともメリットに挙げられます。
インターネットバンキングを行う場合
楽天銀行の口座がない場合は、インターネットバンキングでの入金(リアルタイム入金)がおすすめです。この入金方法が使える金融機関は、以下のとおりです。
- 楽天証券リアルタイム入金の対応金融機関
-
・楽天銀行
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・みずほ銀行
・ゆうちょ銀行
・PayPay銀行
・セブン銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
・関西みらい銀行
・住信SBIネット銀行
・イオン銀行
・広島銀行
リアルタイム入金を行うためには、まず楽天証券のWebサイトもしくは取引ツールのマーケットスピードを通じてログインし、入金画面に遷移します。
続いて、利用する金融機関を選びます。
振込金額(1,000円以上)を入力し、「確認する」から「振込み手続きをする」を押すと、金融機関のインターネットバンキングログイン画面に遷移します。
振子込画面を開いたら、「振込入金額をご入力ください」の部分に入金したい金額を入力します。
振込元金融機関と振込金額、振込元口座名義が表示されます。内容を確認して「上記注意事項を確認しました」にチェックを入れ「振込手続きをする」ボタンをタップします。
インターネットバンキングにログインし、振込内容を確認してワンタイムパスワードなどを入力すると、振込手続きが完了します。入金の反映が遅くなる可能性があるため、最後は「加盟店に戻る」などのボタンを忘れずに押しましょう。
通常の振込入金を行う場合
提携金融機関の口座がない場合は、通常の銀行振込で入金します。個人ごとに振込先口座番号が割り当てられているため、マイメニューの「入出金口座」から確認しましょう。
振込の際は、各金融機関所定の振込手数料がかかります。
楽天証券における株式の買い方や売り方
取引資金を入金したら、実際に株式や投資信託の取引を始めましょう。注文のやり方を解説します。
商品種類を把握する
楽天証券で取引できる金融商品は以下のとおりで、幅広い金融商品に投資することができます。
■取引できる金融商品と手数料
金融商品 | 銘柄 | 手数料・費用 |
---|---|---|
国内株 現物取引 | 4,257銘柄 | 【超割コース】 1回の取引金額に応じて55~1,070円(税込) 【いちにち定額コース】 1日の取引金額に応じて0~3,300円(税込) ※100万円以下は無料 |
国内株 信用取引 | 【制度信用取引】 証券取引所の選定銘柄 【一般信用取引】 楽天証券の選定銘柄 | 【超割コース】 99~385円(税込) 【いちにち定額コース】 1日の取引金額に応じて0~3,300円(税込) ※100万円以下は無料 ※いちにち信用はコース選定にかかわらず無料 ※その他諸費用あり |
IPO(新規上場株) | 74銘柄(2021年実績) | 無料 |
米国株 現物取引 | 4,648銘柄 ※普通株4,291銘柄 ※ETF357銘柄 | 1回の取引金額×0.495%(税込) ※0~22米ドル(税込) |
米国株 信用取引 | 864銘柄 | 1回の取引金額×0.33% ※0~16.5米ドル ※その他諸費用あり |
中国株 現物取引 | 1,294銘柄(ETF含む) | 1回の取引金額×0.275%(税込) ※550~5,500円(税込) |
アセアン株式 現物取引 | 243銘柄(ETF、NVDR含む) | 約定代金の1.1% ※最低手数料550円(税込) |
投資信託 | 2,649銘柄 | 買付手数料は無料 |
株式を購入したい場合には個別銘柄、投資信託を購入したい場合には購入したいファンドを選択して購入手続きを行います。実際に株式と投資信託の注文方法を見ていきましょう。
株と投資信託の買い方
実際に株式と投資信託を注文する方法を紹介します。
株の買い方(スマホ)
楽天証券のiSPEEDを開きログイン後、画面下部にある「注文」のタブをタップします。
国内株式と米国株式のどちらかを選択し、株を買うため「現物買い」をタップしてください。
注文したい株を検索やお気に入り、ランキング、保有銘柄一覧から検索します。
ランキングで検索する場合、売買代金といった市場ランキングで株式を探せます。購入したい株式を決めたら、タップしてください。
株式の購入画面に切り替わり市場や数量、価格など項目が表示されます。注文したい数量や注文方法を選択してください。
画面下部にスクロールすると、執行条件や口座区分、決済方法を選択し取引暗証番号を入力します。
「確認画面へ」をタップして、注文内容に間違いがなければ注文完了です。
投資信託のはじめ方(パソコン)
楽天証券のiSPEEDは、ipadからでないと投資信託は注文できません。そのため、パソコンを使って注文方法を紹介します。まずログインを行い画面上部に「投資信託」というタブをクリックします。
自分で投資信託を探したい人は「通常モード」、投資信託が始めての方は「かんたんモード」を選択してください。 本記事では「かんたんモード」でスポット購入を行います。
購入するファンド(投資商品)名を入力します。初めて投資をする人は、投信スーパーサーチを利用して買付ランキングが高い投資商品から注文すると良いでしょう。
注文したい投資商品を決めたら、スポット購入か積立注文のボタンをクリックします。
目論見書が表示されるので、必ず目を通し確認ボタンをクリックします。
注文内容が表示されるので、買付金額やポイント利用、分配金コースなど入力後に目論見書に同意して確認ボタンをクリックします。
注文確認が表示されます。内容を確認して取引暗証番号を入力後、確認ボタンをクリックすると注文完了です。
売却のやり方
金融商品を保有中に、価格変動などによって損益(含み益や含み損)を確定(限定)する場合は売り注文を出しましょう。売り注文は、「保有商品一覧」ページなどから保有している金融商品を選び、数量や価格を指定します。
楽天証券の始め方で初心者におすすめの設定3選
楽天証券の口座開設後に以下の設定をしておくと、自動入出金できたり、楽天ポイントが獲得できるメリットがあります。手間なく効率的に投資をするためにも、口座開設後に設定しておきましょう。
- 楽天銀行とのマネーブリッジ連携
- ポイント投資設定
- 楽天カード決済の投資信託積立
楽天銀行とのマネーブリッジ連携
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券を連携するサービスをいい、申し込むことで以下のサービスが受けられます。
- 楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用される
- 自動入出金(スイープ)機能が利用できる
- 楽天証券の取引でポイントが貯まる
- 楽天銀行のATM手数料が最大7回/月まで無料になる
楽天証券と楽天銀行を連携すると、普通預金300万円以下の部分に年0.1%(税引後0.079%)、300万円超の部分は年0.04%(税引後0.031%)の優遇金利が受けられ、日本銀行が公表している普通預金の平均年利率0.001%(2022年11月現在)よりおよそ100倍高い水準の金利が適用されます。
利息シミュレーション(税引前)
楽天銀行 (マネーブリッジ設定) |
普通預金の平均 | |
---|---|---|
預金300万円 | 3000円 | 30円 |
預金400万円 | 3400円 | 40円 |
自動入出金(スイープ)機能は、楽天証券で取引をする際の不足資金を楽天銀行から自動入金できるサービスです。投資に必要なお金を証券口座に入金する手間を省ける上に、楽天証券にある資金は、翌営業日の夜間に楽天銀行に自動出金されます。そのため、投資していない資金も無駄なく優遇金利が適用できるのも嬉しいポイントです。
楽天銀行では、取引に利用するほど、あるいは預金残高が増えるほどポイント獲得倍率や利用手数料の無料回数が増える特典「ハッピープログラム」を提供しています。このサービスに登録するだけで、例えば預金残高が100万円以上なら全国約100,000台の提携先ATMからの引き出し手数料が月5回まで無料になります。さらに、振込・入金や口座振替などの取引によって貯まるポイントの獲得倍率が3倍になります。
ハッピープログラムは、自動入出金(スイープ)による楽天ポイントの獲得倍率も上がるので相性が良いです。マネーブリッジ連携を利用する人は、ハッピープログラムにも登録しておくべきでしょう。
ポイント投資設定
楽天証券では、獲得したポイントで国内株式や投資信託、米国株式への投資が行えます。いずれもNISAとつみたてNISAでの買い付けができるので、売却益や配当金を非課税で受け取れます。
投資信託のポイント投資には、スポット注文と積立注文の2種類があり、手間をかけたくない初心者には「積立注文」がおすすめです。
積立注文では、注文時点の全てのポイントを投資するプラン、毎日決まったポイント数を投資するプラン、1ヶ月の利用上限ポイントを決めて投資するプランから選択できます。自分にあった積立方法を設定しておけば、注文に時間を取られることもありません。
なお、期間限定ポイントや他ポイントと交換した楽天ポイントは、ポイント投資の対象外となるので注意しましょう。
楽天カード決済の投信積立
投信積立を楽天カードで決済すると、楽天ポイントが付与されます。付与率は、販売会社が受け取る代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドは決済額の1%、年率0.4%(税込)未満の場合は決済額の0.5%~1%となります。
代行手数料が年率0.4%(税込)のファンドに年間12万円投資を通常の投信積立で行った場合と、楽天カード決済した場合の獲得ポイントを比較すると下表のようになります。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
通常の投信積立 | 0ポイント | 0ポイント | 0ポイント |
楽天カード決済 | 1,200ポイント | 3,600ポイント | 6,000ポイント |
ポイント付与率はカードランクや会員ランクで変わることがないため、年会費が永年無料の楽天カードで投信積立をすれば、コストをかけることなくポイントを獲得できます。また、獲得したポイントは投資信託だけでなく、国内株式や米国株式へのポイント投資が可能です。楽天ポイントを貯めたい人やポイント投資を積極的に行いたい人には嬉しいメリットといえるでしょう。
楽天証券で買える初心者におすすめの銘柄
取引の流れは理解できても、実際にどの銘柄を買えばよいか悩む人は多いでしょう。金融庁は、投資の基本として中長期的な視点で複利効果を得ながら分散投資をすることを挙げています。
つまり、数年以上の長いスパンでさまざまな資産(銘柄)や地域に、時期を分散して投資(積立投資)するのが有効ということです。
投資信託は、長期・積立・分散投資をしやすい金融商品といえます。そこで、楽天証券で投資できる初心者におすすめの投資信託を紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が提供する大人気の低コストファンド「eMAXISシリーズ」の中でも、特に人気のある投資信託です。
米国のS&P500指数(配当込み、円換算ベース)との連動を目指しているため、米国で上場する500銘柄に分散投資をする効果を得られます。
具体的には、毎月100円といった少額からマイクロソフトやアップル、アマゾン、アルファベット(Google)、テスラなど米国の大企業に間接的に投資できます。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」の愛称で楽天投信が提供している人気ファンドです。
CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)との連動を目指しているため、S&P500指数の対象外である米国の小型株もカバーしています。
愛称に「バンガード」が含まれていますが、これは世界最大級の資産運用会社の名称に由来しています。本ファンドは、バンガード社のETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資します。
FAQ
口座開設に関するFAQをまとめましたので、ぜひチェックしてください。
楽天証券の口座は作るだけでもよい?
楽天証券の口座は、作って損することはないでしょう。口座開設や口座管理料(維持費)は無料なので、作るだけで放置していても損はしません。
それどころか、口座開設するとビジネスデータベースの「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できます。具体的には、無料で日本経済新聞を読めるのです。
東洋経済新報社が提供する会社四季報の最新データも、無料で見ることができます。
さらに、メガバンクの普通預金金利が0.001%である現在(2022年7月12日時点)、楽天銀行と楽天証券の連携(マネーブリッジ)によって300万円以下の部分に年0.100%の優遇金利が適用されることも、口座を開設するメリットといえます。
楽天証券で未成年口座を開設する方法は?
楽天証券は、未成年口座の開設にも対応しています。
未成年口座とは、未婚の満18歳未満(未成年)を対象とした総合取引口座のことです。未成年者が口座名義人となり、原則として親権者(法定代理人)が取引主体者として取引を行います。
ただし、信用取引や先物・オプション取引、FX(店頭外国為替証拠金取引)、CFD取引はできません。
未成年口座の開設は、親権者が楽天証券に口座を開設していることが条件になります。親権者が楽天証券Webサイトにログインし、「NISA・つみたてNISA」の「管理・手続き」、「ジュニアNISA口座」から申込フォームに進んで手続きを行います。
申し込みの流れは以下のとおりです。
親権者と未成年者の住所が同じ場合は、未成年者のマイナンバーの記載と親権者との続柄の記載がある発行から6ヵ月以内の住民票の写しを提出する必要があります。
住所が別の場合は、発行から6ヵ月以内で親子の続柄がわかる戸籍全部事項証明書と、親権者の本人確認書類も必要です。