つみたてNISAで買えるおすすめ銘柄を厳選&徹底解説!それぞれのメリット・デメリット・おすすめの組み合わせもご紹介
(画像=ZUU online編集部)

積立NISAを始めたいけれど、どの銘柄を買えばよいのかわからない方は多いのではないでしょうか。証券会社はさまざまな銘柄を取り扱っており、投資初心者の中には投資先に迷ってしまう方も少なくありません。

今回は、積立NISAの銘柄の選び方を解説した上で、おすすめの銘柄をランキング形式でご紹介します。各銘柄の基本的な情報やメリット、デメリットを解説し、銘柄を組み合わせる場合のポイントや、組み合わせ方の例なども紹介するので参考にしてみてください。

銘柄の選び方

まずは積立NISAにおける銘柄選びのポイントを確認しておきましょう。銘柄を選ぶ際は、「利益が出ているか」「長期の積立投資に向いているか」の2点に注目することが大切です。

利益が出ているか

銘柄の利益を測る指標として、「トータルリターン」というものがあります。トータルリターンとは一定期間内にその商品へ投資して得られる損益のことで、銘柄のトータルリターンを見れば投資した銘柄が儲かっているかどうかわかります。

長期の積立投資に向いているか

積立NISAでは長期間にわたって毎月一定額を積み立てていくため、長期の積立投資に向いている銘柄を選ぶこともポイントです。
長期投資に向いているかどうかを判断するためには、「コストが低い」「リスクが抑えられている」「人気がある」の3点を満たしているかどうかに注目しましょう。

長期投資に向いている銘柄を見分けるポイント
  1. コストが低い
  2. リスクが抑えられている
  3. 人気がある

1. コストが低い

つみたてNISAで発生するコスト
  • 信託報酬(運用管理費用)
  • 購入時手数料(販売手数料)

投資信託にはファンドの管理や運用に必要な「信託報酬(運用管理費用)」というコストがかかります。これはファンドを保有している間はずっとかかるため、長期積立を行う際は信託報酬の低い銘柄がおすすめです。

ただし、信託報酬は投資家が直接支払うわけではなく、信託財産から「純資産総額に対して年率何%」というかたちで毎日差し引かれるものです。

投資家が年間で得る利益は、利回りからこの信託報酬を差し引いた金額です。例えば、想定利回りが年5.0%で、信託報酬が年率0.5%の場合、実際の利益は年4.5%となります。

また、投資信託の運用方法の違いもコストに影響します。長期投資を行う積立NISAの場合は、コストを抑えて安定した運用ができるインデックス運用がおすすめといわれています。

運用方針 インデックス運用 アクティブ運用
信託報酬 低い傾向 高い傾向
信託報酬 日経平均株価やNYダウなどの市場の指数(インデックス)に連動した運用を目指す方法 目安としている指数を上回る利回りを目指す運用方法

アクティブ運用は、投資する銘柄のリサーチをしたり、銘柄の売買を行ったりする分、インデックス運用よりもコストがかかる傾向があります。

信託報酬とは別に、投資信託を購入する際に販売会社へ支払う「購入時手数料(販売手数料)」もかかります。しかし、つみたてNISAで買えるファンドは購入時手数料が0円の「ノーロード」となっています(※一部ETFを除く)。

リスクが抑えられている

分散投資によって複数の投資先に資金を分けられていれば、価格変動時に資産全体が値下がりするリスクを軽減することができます。積立NISAで購入できる投資信託自体が分散投資の性質を持つ金融商品である上に、積立方式で投資するため時間の分散もされています。そのため銘柄を選ぶ際は「地域」が分散されているかに注目するとよいでしょう。

地域の分散とは、複数の地域や通貨を組み合わせるということです。投資対象が存在する国や通貨などを分散できれば、投資先全体の価格変動リスクを軽減できます。

人気がある

その銘柄が人気かどうかは、ファンドの残高である「純資産総額」を見るとわかります。純資産総額とは運用資産のことで、現在運用している金額と投資せずに保有している金額の合計額から、信託報酬などのコストを差し引いたものです。純資産総額が少ないと効率的な運用ができなかったり、途中で運用が止まったりするリスクがあるため、純資産額の増減に注目することは重要です。

ただし、純資産総額が少ないからといって必ずしも人気がなく運用リスクも高いというわけではないため、気になる場合は委託会社の過去の償還事例などをチェックするのもおすすめです。

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証券
会社
買付
手数料

無料

無料

無料

無料

無料
取扱
商品数

181

183

152

33

171
最低積立金額 100円〜 100円〜 100円〜 1000円〜 100円〜
積立
頻度
毎日
毎月
毎日
毎週
毎月
毎日
毎月
毎月 毎月
特徴 楽天サービスとの連携に強み 口座数が国内No.1 クレカ積立のポイント還元率1.1% 初心者でも簡単!LINEから投資を始められる auユーザー
必見
公式
サイト
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つみたてNISAで買えるおすすめの投資信託

ここからは、積立NISAでおすすめの銘柄をランキング形式で見ていきましょう。

ファンド名 運用方針 信託報酬 投資地域 投資資産
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) インデックス型 0.0968%以内 米国 株式
SBI・V・S&P500インデックスファンド(愛称:SBI・V・S&P500) インデックス型 0.0938%程度 米国 株式
楽天・全米株式インデックスファンド インデックス型 0.1620% 米国 株式
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス インデックス型 0.1102%程度 全世界 株式
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) インデックス型 0.1144% 先進国・新興国 株式
SBI・先進国株式インデックスファンド インデックス型 0.1022% 日本含む主要先進国 株式
SBI・全世界株式インデックスファンド インデックス型 0.1102%程度 全世界 株式
東京海上セレクション・外国株式インデックス インデックス型 0.22% 日本を除く世界各国 株式
※ランキングは以下のような基準で順位付けをしています
  • SBI証券と楽天証券で検索したファンドのうち、期間別騰落率の高い銘柄をランキング化
  • ファンドの主旨が重複する場合は、より期間別騰落率の高いものが上位
  • 期間別騰落率が変わらない場合は、信託報酬が低く純資産総額が高いものが上位
  • 売買手数料が無料で、分配金を出さない投資信託

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は低コストで安定した長期投資が可能

概要

三菱UFJ国際投信が提供するインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」のうち、米国大型株で構成された、S&P500指数に連動する運用を目指すインデックスファンドです。
「S&P500」とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表する米国の代表的な株価指数のひとつで、米国の主要上場企業500社の株価から算出されています。時価総額は米国株式市場全体の約8割をカバーしています(2021年5月末現在)。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なら、中長期で経済成長が見込まれる米国の主要産業を代表する約500社に1本で投資することが可能です。

なお、S&P500連動型の銘柄は他にも複数ありますが、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴としては、低コストで少額から購入できる点が挙げられます。また、純資産額も大きいため、投資初心者にとっても安心です。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
運用スタイル インデックス型
基準価額 18,625円(2022年7月8日現在)
純資産総額 12986.74億(2022年7月8日現在)
信託報酬 0.0968%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -3.69
1年 13.14
3年 19.29
参照元:楽天証券公式サイト

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を1本購入すれば、それだけで約500社に分散投資できるため、無理に複数の銘柄を購入する必要はありません。
もしも新興国株式にも投資したい場合は「eMAXIS Slim」シリーズの「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」などがおすすめです。

おすすめする理由

S&P500連動型の銘柄なら、米国の代表的な株価指数のもと米国株式市場全体の約8割がカバーされているため、米国の市場動向を把握しやすいです。
中でもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は純資産額が高く、低コストで運用できるため積立NISAでの安定した長期投資にも向いています。
また、eMAXIS Slimは一定の純資産総額を超えた部分に、より低い信託報酬が適用される「受益者還元信託報酬率」を採用しています。純資産総額が増加すると、さらに低コストで運用できる点も魅力です。

なお、S&P500連動型には、他にもSBI・V・S&P500インデックスファンドがあります。

メリット

  • 米国の経済成長を味方にできる
  • 長期運用に嬉しい低コスト
  • 純資産額が大きく安心感がある

デメリット

  • 投資対象国が米国だけとなる
  • 信託報酬が最安というわけではない

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SBI・V・S&P500インデックスファンド(愛称:SBI・V・S&P500)はSBIユーザーにおすすめ

概要

SBIアセットマネジメントが運用する銘柄で、米国の株価指数S&P500と連動した運用を目指します。中長期で経済成長が期待できる米国の主要産業を代表する約500社に、これ1本で投資することが可能です。
なお、SBIと名称にはありますが、SBI証券以外にもauカブコム証券、マネックス証券などでも取り扱っている銘柄です。

他にもS&P500連動型の銘柄は複数ありますが、SBI・V・S&P500インデックスファンドならではの特徴としては、信託報酬が0.0938%程度と低コストで運用できる点が挙げられます。これはSBI証券が取り扱う投資信託の中でも最安値となっています。また、買付手数料、信託財産留保額、解約手数料がすべて無料です。

基本情報

運用会社 SBIアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 17,064円(2022年7月8日現在)
純資産総額 6008.55億(2022年7月8日現在)
信託報酬 0.0938%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -4.77
1年 11.14
3年 -
参照元:SBI証券公式サイト

SBI・V・S&P500インデックスファンドなら、1本で米国の主要産業を代表する約500社に分散投資ができます。そのため、無理に銘柄を増やす必要はありません。
もしも「新興国株式」の銘柄も組み合わせたい場合は、同じくSBIアセットマネジメントが運用する「SBI・新興国株式インデックスファンド」などがあります。

おすすめする理由

S&P500連動型の銘柄なら、米国株式市場全体の約80%がカバーされています。そのため、米国の市場動向を把握しやすい点がメリットといえるでしょう。
S&P500連動型の中でも、SBI・V・S&P500インデックスファンドなら、同じく低コストで運用できるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりも、さらにコストを抑えられます。コストや資金を抑えて投資できるため、初心者の方に特におすすめの銘柄です。

メリット

  • 米国の経済成長を味方にできる
  • 為替ヘッジを行わないため、円安になれば為替差益を得られる
  • 業界最安水準の低コストで運用できる

デメリット

  • 円高になると為替差損が発生する
  • 投資対象国が米国だけとなる

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楽天・全米株式インデックスファンドは投資初心者の楽天ユーザーにおすすめ

概要

楽天投信投資顧問が運用するインデックスファンドです。楽天証券だけでなく、マネックス証券やauカブコム証券、SBI証券などでも購入することができます。
主な投資対象は米国大手のバンガード社が運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」。中でも投資先「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国の大型株だけでなく中〜小型株まで幅広く対応しているため、米国のほぼ全ての企業に投資することができます。

基本情報

運用会社 楽天投信投資顧問
運用スタイル インデックス型
基準価額 19,208円(2022年7月11日現在)
純資産総額 6049.88億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.162%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -6.35
1年 9.09
3年 18.31
参照元:楽天証券公式サイト

楽天・全米株式インデックスファンドは、米国株式が投資対象となります。経済成長が期待できる新興国にも投資したい場合は「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」のようなファンドがおすすめです。

おすすめする理由

米国大型株の動向を示す株式指数「S&P500」でカバーできるのが約500銘柄なのに対して、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは約4,000銘柄をカバーできます。幅広い銘柄への分散投資によってリスクを軽減できる点が魅力です。また、成長が期待できる米国の中〜小型株に投資できるのもメリットのひとつといえるでしょう。

全米株式は複数ありますが、楽天・全米株式インデックスファンドなら取引や毎月の保有額で楽天ポイントを獲得できます。また、楽天ポイントを使って投資することも可能です。そのため、これから投資をスタートしたい楽天ユーザーにも向いています。

メリット

  • 米国株を幅広くカバーできる
  • 楽天ポイントが貯まり、ポイントを使って投資もできる
  • 100円や1,000円の少額投資で資産作りをスタートできる

デメリット

  • 投資先が米国市場へ偏る
  • 信託報酬はSBI・全米株式よりもやや高め

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eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは先進国に絞って低コストでの投資が可能

概要

三菱UFJ国際投信が提供するインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」の中でも、「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークにしている銘柄です。主に日本を除く先進国の株式に投資を行います。日本を除く22の先進国および地域の株式約1,300銘柄で構成されています(2022年6月10日現在)。

なお、投資信託における先進国とは、G7と呼ばれる米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダを代表としており、一般的にはOECD(経済協力開発機構)への加盟国を指すことが多いです。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
運用スタイル インデックス型
基準価額 19,362円(2022年7月11日現在)
純資産総額 3365.53億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.1023%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -5.83
1年 9.06
3年 16.44
参照元:楽天証券公式サイト

eMAXIS Slim先進国株式インデックスでは日本を除く先進国の株式に投資することとなるため、日本国内や新興国の株式に投資することはできません。そのため、複数の銘柄を組み合わせるのであれば、同じ「eMAXIS Slim」シリーズの「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」や「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」などがおすすめです。

おすすめする理由

eMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬は0.1023%です。 業界最安クラスというわけではありませんが、平均と比較すると低コストで運用できる銘柄といえるでしょう。

なお、先進国株式だけではなく、1本だけで新興国株式にも分散投資したり、国内株式と新興国株式に均等投資したりできるファンドもあります。より高い分散効果を狙うのであれば、このような銘柄を選ぶのもひとつの方法です。
また、同じ「eMAXIS Slim」シリーズのうち、全世界株式とどちらに投資すべきか悩む方もいるのではないでしょうか。その場合は、国内株式や新興国株式に投資したくない場合は先進国株式を、国内株式や新興国株式もカバーしたい場合は全世界株式(オールカントリー)を選ぶとよいでしょう。

メリット

  • 為替ヘッジを行わないため、円安になれば為替差益を得られる
  • 受益者還元型信託報酬によってさらに低コストでの運用が期待できる

デメリット

  • 円高になると為替差損が発生する

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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は日本を含む全世界に分散投資できる人気銘柄

概要

三菱UFJ国際投信が提供するインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」のうち、日本を含む全世界の株式に投資できる銘柄です。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指して運用されており、シリーズ内でも代表的なファンドとなっています。
同じ「eMAXIS Slim」シリーズの「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と比べると、先進国株式ではカバーできない国内株式や新興国株式も含めて投資できる点で異なります。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
運用スタイル インデックス型
基準価額 16,386円(2022年7月11日現在)
純資産総額 5795.07億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.1144%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -6.03
1年 6.88
3年 14.88
参照元:楽天証券公式サイト

「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、全世界型株式ではありますが、株式の割合によって米国市場の影響を大きく受けやすいという側面があります。複数の銘柄を組み合わせるのであれば、同じシリーズの「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」も組み合わせることで、市場規模の大きい先進国株式の比重も大きくして、よりバランス良く分散投資ができるようになるでしょう。

おすすめする理由

同じ「eMAXIS Slim」シリーズのうち、全世界株式と先進国株式のどちらを購入すべきか迷う方もいるでしょう。その場合は、国内株式や新興国株式も含めて分散投資したい場合は全世界株式を、国内株式や新興国株式はカバーしなくてよいと考えている場合は先進国株式を選ぶことをおすすめします。

また、純資産額は5,561.13億円(2022年6月3日時点)と多い点も特徴的です。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」では2019年から2021年にかけて、3年連続で1位を獲得するほどの人気銘柄となっています。ファンドの規模の拡大にともなって信託報酬も引き下げられているため、投資初心者にもおすすめの銘柄といえるでしょう。

メリット

  • 国内株式や新興国株式も含めた全世界の株式に分散投資できる
  • 大型株の比率が高く、安定したリターンが期待できる
  • 業界最低水準の運用コストで長期運用ができる

デメリット

  • 全世界株式といえども、米国市場の影響を大きく受けやすい
  • 為替の影響を受ける

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SBI・先進国株式インデックスファンドは長期の資産形成におすすめの「雪だるま」シリーズ

概要

SBIアセットマネジメントの運用するファンドで、日本を含む先進国の幅広い銘柄に分散投資ができます。雪だるまを転がして大きくしていくように、長期的に値上がりする株式を保有できることから、「雪だるま」という愛称で呼ばれるシリーズのひとつです。

比率は米国が約63%、日本が約7%で残りがイギリスやカナダなどとなっており(2022年4月28日基準)、世界経済の中枢を担う先進国を中心とした株価の成長によるリターンが期待できます。
また、ポルトガルなどの一般的には新興国として扱われる国も含まれます。他の先進国株式インデックスファンドとは異なる分散投資ができる点も特徴といえるでしょう。

なお、銘柄名にSBIと付きますが、SBI証券だけでなく楽天証券やマネックス証券などでも購入できます。

基本情報

運用会社 SBIアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 15,162円(2022年7月11日現在)
純資産総額 108.57億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.1022%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -5.17
1年 4.24
3年 15.24
参照元:SBI証券公式サイト

SBI・先進国株式インデックスファンドは、先進国の中でも特に米国市場の影響を大きく受けやすい銘柄です。そのため、複数の銘柄を組み合わせて分散投資を狙うのであれば、同じ雪だるまシリーズの「SBI・新興国株式インデックスファンド」で新興国株式に投資するのもひとつの方法です。新興国への投資ではあるものの、米ドル建てができるため、円安になれば為替差益も期待できます。

おすすめする理由

SBI・先進国株式インデックスファンドは5,600社以上の銘柄に分散投資できますが、組入上位銘柄の多くは世界を代表する米国の大手企業が占めています。1本の銘柄で、安定した運用が期待できる点が魅力です。

また、コストの安さもメリットのひとつです。信託報酬は0.1022%と低く、購入時手数料、信託財産留保額、解約手数料のいずれも無料です。

メリット

  • 長期の資産形成に適した「雪だるま」シリーズの銘柄
  • 先進国の株式にまとめて投資できる
  • 組入上位銘柄の多くを米国大手企業が占めるため、安定した運用が期待できる

デメリット

  • 米国市場の影響を受けやすい

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SBI・全世界株式インデックスファンドは米国を中心に全世界へ投資できる「雪だるま」シリーズ

概要

SBIアセットマネジメントが運用する、「雪だるま」シリーズの全世界株式のファンドです。日本を含む世界中の株式へ、海外ETF(上場投資信託)を通じて投資することができます。全世界の株式市場の動向を示すFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)への連動を目指して運用されています。

投資先は米国株式市場の大型~小型株式が約60%を占めており、残りの40%が米国を除く先進国や新興国の株式となります。

なお、銘柄名にSBIと付きますが、SBI証券だけでなく楽天証券やマネックス証券などでも購入できます。

基本情報

運用会社 SBIアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 15,507円(2022年7月11日現在)
純資産総額 633.02億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.1102%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -4.36
1年 3.72
3年 14.98
参照元:SBI証券公式サイト

「SBI・全世界株式インデックスファンド」は全世界型株式ではあるものの、その6割ほどは米国株式となります。そのため、米国市場の影響を大きく受けやすい傾向があります。複数の銘柄を組み合わせるのであれば、同じ雪だるまシリーズ「SBI・新興国株式インデックスファンド」を組み合わせることで新興国株式の比重も高めて、米国市場に偏りすぎないよう分散投資するのもひとつの方法です。

おすすめする理由

長期的な資産運用に適しており人気も高い「雪だるま」シリーズの代表銘柄のひとつで、安心して投資をスタートできる点が魅力です。また、実質年率0.1102%という信託報酬の低さもメリットといえるでしょう。

メリット

  • 長期の資産形成向けの「雪だるま」シリーズの銘柄
  • 低コストで運用可能
  • 米国株式市場の大型~小型株に投資できて、先進国や新興国もカバーできる

デメリット

  • 米ドルでの投資となるため、円高では不利
  • 他の代表的な全世界株式と比べて純資産総額が少なめ
  • 「S&P500」と比べて過去のパフォーマンスは劣る

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東京海上セレクション・外国株式インデックスはバランスに優れる先進国株式インデックスファンド

概要

東京海上アセットマネジメントが運用するインデックスファンドで、MSCIコクサイ・インデックス(円ヘッジなし・円ベース)と連動する運用成績を目指します。東京海上セレクション・外国株式インデックスの場合は、米国を中心とした約1,300銘柄の先進国株式で構成されています。投資先の約7割が米国株式で、残りはイギリス、カナダ、フランス、スイス、ドイツなどの先進国株式となります。

基本情報

運用会社 東京海上アセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 40,071円(2022年7月11日現在)
純資産総額 322.27億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.22%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -5.82
1年 9.17
3年 16.43
参照元:楽天証券公式サイト

「東京海上セレクション・外国株式インデックス」はその約7割が米国を中心とした先進国株式となります。米国市場の影響を大きく受ける傾向があるため、複数の銘柄を組み合わせたい場合は、米国株式に偏りすぎない銘柄を選ぶのもひとつの方法です。
新興国株式の比重を高められる「SBI・新興国株式インデックスファンド」や「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」なら、より広く分散投資ができるでしょう。

おすすめする理由

東京海上セレクション・外国株式インデックスの信託報酬は年率0.22%です。 インデックスファンドの信託報酬平均と比べて低コストで投資できる点が魅力です。投資信託の規模を表す純資産額は295億円で、同種の他のファンドと比べて規模は小さいものの、主に米国市場の変動の影響を受けつつ、低コストかつ安定的な運用が期待できます。

メリット

  • 米国を中心とした先進国株式に分散投資できる
  • 株式に分散投資できる
  • 低コストで運用できる

デメリット

  • 米国市場の影響を受けやすい
  • 円高になると為替差損のリスクがある
  • 同種の他のファンドと比べて純資産額は小さい

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大和住銀DC国内株式ファンドは日本株に投資したい人におすすめ

概要

三井住友DSアセットマネジメントが運用する、国内株式ファンドです。TOPIX(東証株価指数・配当込み)をベンチマークしており、この指数を中長期的に上回る成績を目指す運用となります。投資対象である国内株式のうち、ほとんどが東証プライム銘柄です。

基本情報

運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 18,655円(2022年7月11日現在)
純資産総額 282.62億(2022年7月11日現在)
信託報酬 1.045%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -3.18
1年 10.12
3年 13.13
参照元:楽天証券公式サイト

大和住銀DC国内株式ファンドは国内への投資がメインとなるアクティブファンドのため、複数の銘柄を組み合わせるのであれば、国外に分散投資ができて、かつ低コストで運用できるインデックスファンドがおすすめです。今回ランキングでご紹介した「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」などであれば、コストを抑えつつ国外にも投資することができます。

おすすめする理由

投資する国内株式のうち、TOPIX採用銘柄のため、高いリターンが期待できます。国内のバリュー株に絞って投資したい方におすすめの銘柄といえるでしょう。

また、信託報酬は1.045%でアクティブファンドの中でも比較的高めであることには注意が必要です。

メリット

  • 国内のバリュー株の比率を高めに投資できる
  • 規模が大きく安定した運用ができる

デメリット

  • 国外への分散投資ができない
  • インデックスファンドと比べるとコストがかかる

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)は新興国にも投資したい人におすすめ

概要

三菱UFJ国際投信が運用する全世界株式で、国内、先進国、新興国の3つの地域の株式にバランス良く投資することができます。今後の成長が見込まれる新興国も含めて、それぞれの地域に33.3%ずつ配分されます。配分が同じであるため、わかりやすくシンプルな資産管理が可能です。

3つの地域にバランス良く投資されるため、一般的には米国株式が中心になるところ、eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)では日本や中国、台湾、韓国などの比率も高めになります。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
運用スタイル インデックス型
基準価額 13,909円(2022年7月11日現在)
純資産総額 55.76億(2022年7月11日現在)
信託報酬 0.1144%
買付手数料 0円
分配金 0円
リターン(年率)
6ヵ月 -5.97
1年 2.15
3年 11.08
参照元:楽天証券公式サイト

3地域均等型は3つの地域の投資比率が均一であるため、米国株式の比率を高めたければ「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、日本株式に多めに投資したければ「大和住銀DC国内株式ファンド」といった銘柄を組み合わせるのもおすすめです。

おすすめする理由

新興国株式への投資は成長が期待できる一方で、政治の影響を受けやすいという側面もあります。そのため価格変動が大きいというリスクを持ちますが、3地域均等型であれば日本株式やその他の先進国株式にも同じバランスで投資できるため、新興国株式にのみ投資するよりもリスクを抑えて運用することができます。

また、逆に日本株式市場が低迷したときは海外先進国株式や新興国株式でカバーできるなど、互いにリスクを抑えながら安定した運用が見込めます。

メリット

  • 新興国も含めて3つの地域の株式に幅広く分散投資できる
  • 低コストで運用できる
  • シンプルでわかりやすい資産管理ができる

デメリット

  • 米国の比率を高めたい場合などには不向き
  • 純資産額は低め
  • 円高時は不利になる

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各証券会社のおすすめ銘柄

証券会社によっては、扱っていない銘柄もあります。自分が口座開設を考えている証券会社がどのような銘柄を扱っているか確認しておく必要があります。

銘柄を組み合わせる場合の選び方

積立NISAで投資するにあたり、銘柄を複数組み合わせて購入したい方もいるでしょう。そこで、銘柄を組み合わせる場合のポイントをご紹介します。

組み合わせのおすすめは2~3銘柄

積立NISAは毎月最低100円から投資できる証券会社があり、複数銘柄への分散投資ができます。ただし多すぎても管理が大変になるため、当記事では2つの銘柄を組み合わせるパターンをご紹介します。

分散投資になるように組み合わせる

投資信託自体が、分散投資の性質を持つ商品ではあります。それでもさらに分散して投資したい場合は、投資先の国や株式の比率が異なる投資信託を組み合わせるとよいでしょう。

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積立NISAのおすすめ銘柄組み合わせランキング

ここでは最後に、積立NISAでおすすめの銘柄の組み合わせをご紹介します。人気の高いS&P連動型との組み合わせと、株式以外の比率を高めたい場合の組み合わせの2パターンに分けて見ていきましょう。

S&P500連動型との組み合わせ

S&P500連動型は高いリターンが期待できる一方で、米国株1本では米国市場の下落時のリスクが不安です。そこで、S&P500連動型投資信託と相性が良く、リスク分散にもつながる投資信託の組み合わせを見ていきましょう。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」×「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、1本で米国株式約500社に分散投資できます。その一方で、米国市場の変動による影響を受けやすいため、他国の株式にも投資してリスクを分散するのもひとつの方法です。経済成長が期待できる新興国株式への投資を組み合わせることで、リスクを軽減しながらバランス良く運用することができるでしょう。

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株式以外の比率を高めたい場合の組み合わせ

基本的に、世界各国の株は米国株式の影響を受けます。そのため、株式以外の比率を高めることが分散につながります。
その場合、債券比率かREIT比率を高めることで、株式以外の比率を高めることができます。

債券比率を高める

積立NISAのように長期的に投資を続けるのであれば、保守的な運用をすることがポイントです。債券比率を高めておくことで、経済危機や不況時にも大きな損失を受けにくくなるため、心強い備えとなるでしょう。

債券比率を高めたい場合におすすめの銘柄の組み合わせは、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等バランス型)」×「フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060」です。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等バランス型)は、国内債券や外国債券を含む資産にバランス良く配分できる投資信託のため、債券比率を高めることができます。
また、フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドは少しずつ債券などの安定資産に切り替えていくことができるため、より保守的な運用を実現できるでしょう。

REIT比率を高める

REITは賃料収入によって比較的安定したリターンが期待できます。また、配当金や売却益で得た利益は最長5年間非課税となる点も魅力です。

REIT比率を高めたい場合におすすめの銘柄の組み合わせは、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」×「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内外のREITを含む8資産に12.5%ずつ均等配分できるバランス型の投資信託です。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は国内株式や新興国株式も含めた全世界の株式に分散投資できる上、大型株の比率が高いため、安定した運用が期待できます。低コストで株式とREITへバランス良く投資することができるでしょう。

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新興国投資の比率を高めたい場合の組み合わせ

経済成長が見込まれる地域に投資したい場合は、新興国への投資がおすすめです。新興国への投資は成長度に応じたリターンが期待できるメリットがある一方で、政治的影響を受けやすく変動が大きいという側面もあります。そのため、米国株式や日本株式へ投資できる銘柄と組み合わせて、リスクをカバーできる運用をすることがポイントです。
ここでは、おすすめのインド株やベトナム株との組み合わせをご紹介します。

GDPの成長が見込めるインド株

経済成長が期待できる国に投資したいなら、インド株式への投資の比率を高めるとよいでしょう。インドは人口増加や経済政策によって非常に高い経済成長を遂げており、2021年のGDPランキングでは6位となっています。

インド投資の比率を高めたい場合におすすめの銘柄の組み合わせは国別配分比率でインドが15.07%を占める「SBI・新興国株式インデックスファンド」と、インド株も含む全世界の株式に分散投資できて、安定した運用が期待できる「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。

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