つみたてNISA(積立NISA)の銘柄はいくつで構成すべき?SBIと楽天ユーザーにおすすめの選び方
(画像=Nuthawut/stock.adobe.com)

国の施策として「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げ、国民に投資を促すようになってから誕生したものがNISAです。日本証券業協会の調査によると、2021年末に証券会社のNISA総口座数1,108万口座、そのうちつみたてNISA(積立NISA)の口座は339万口座と過去最高を記録しています。

また、つみたてNISAを利用している投資家のうち87.2%が投資未経験者という調査結果もあります。それだけNISAは注目されており、中でもつみたてNISAは投資初心者に人気の制度であることが分かるでしょう。

そこで今回は、つみたてNISAにおける分散投資の意味や銘柄はいくつで構成すべきなのか、銘柄の選び方などについて紹介します。

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つみたてNISA(積立NISA)で分散投資するなら銘柄はいくつ必要?1つで良い?

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分散投資を意識するのであれば、投資銘柄はいくつも用意しなければならないのでしょうか?答えはNOです。つみたてNISAの取扱商品はどれも投資信託で、いくつもの銘柄を組み合わせて運用しているため、1つの銘柄に投資するだけでも分散投資はできています。

しかし、資産や銘柄の分散を考えると1つの銘柄に投資するだけでは不十分なケースもあるでしょう。その理由を説明する前に、分散投資の意味や目的について紹介します。

そもそも分散投資とは、その名の通り、分散して投資することで、分散投資する目的は、投資リスクの軽減を図るためです。

例えば、国内株式だけに投資している人と国内株式と外国株式に投資している人がいたとしましょう。あるとき日本に大問題が発生し、国内株式の株価が大幅に下落しました。この場合、国内株式だけに投資している人は、大暴落の影響を受けて資産評価が大幅に下落します。

反対に国内株式と外国株式に投資している人は、国内株式の資産評価は下がったものの、外国株式を保有しているため、資産全体で考えると資産評価の下落を抑えることができるのです。

これが分散投資における投資リスクの軽減で、投資初心者にぜひ利用してほしい手法の1つです。しかしこの2例では、分散投資の投資リスク軽減は不十分といえるでしょう。理由は、同じ株式に投資しているからです。

分散投資の効果は、値動きの異なる資産に分散して投資することで発揮されます。そのため、できれば株式や債券、コモディティ(商品)、不動産投資信託のREIT(リート)などのさまざまな金融商品に投資し、国内や外国など地域も分散させる必要があるのです。

こういったことを考えると、最初に説明したように、つみたてNISAの取扱商品のうち1つの銘柄に投資するだけでは不十分なケースがあります。例えば国内株式に投資する銘柄や外国株式に投資する銘柄といった1つの金融商品に集中投資する商品のことです。

株式に関する知識を持っており、今後の株式の値動きを予測した上で、あえて株式に集中的に投資するという場合は問題ありませんが、初心者でリスクをできるだけ抑えて投資したいと考えている人には銘柄や地域の分散ができていないため不向きといえるでしょう。

以上のように、つみたてNISAで投資を始めようと思えば、自分の投資方針を今一度考える必要があります。

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄の全世界株式型ならいくつもの世界株に分散投資できる

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つみたてNISAで利用できる投資信託は、金融庁が示した一定の基準をすべて満たしたもののみです。そのためどれも長期の積立投資に向いた商品ばかりで、リスクも分散されています。

そうは言っても、つみたてNISA対象商品は全部で200本以上あり、どれを選べば良いのか分からないと迷ってしまう投資家もいるでしょう。ここからは、つみたてNISA対象商品の選び方について紹介します。

つみたてNISA対象商品は大きく分けると、株価指数などの指数に連動するように作られたETF(上場投資信託)と、一般の投資信託の2種類に分類されます。

株式に興味のある人であれば、ETFや株式をテーマにした投資信託がおすすめです。ETFは指数の種類によって商品が複数あり、投資信託に関しても国内の株式に投資するものや外国株式に投資するもの、世界の株式に投資するものなどさまざまな種類があります。

国内株式に投資する投資信託であっても、複数の銘柄で構成されているため分散投資の効果を得られますが、さらにリスクを分散させたいと思えば、世界の株式に投資する投資信託の方が、分散投資できているといえるでしょう。

ここでは株式だけに特化した内容を説明しましたが、もっと投資リスクを抑えたいと思えば、他の銘柄がおすすめです。次では、さらにリスクを抑えた銘柄の選び方を見ていきましょう。

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄のバランス型ならいくつものリスクが抑えられる

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投資方針が安定的、もしくはあまりリスクを取りたくないと考える人は、株式だけに投資する投資信託を選ぶよりは、債券など種類の違う金融商品を組み入れて運用している投資信託がおすすめです。

債券とは、国や企業が資金を集めるために発行する証券で、簡単に言えば、投資家が国や企業にお金を貸すということです。そのため、事前に決められた利子を受け取ることができ満期になれば元本が戻ってくる仕組みになっています。

発行体の信用度が高ければ利子は低めに設定されますが、満期日に元本が戻ってくる可能性が高くなります。反対に、発行体の信用度が低いと、破綻するリスクが含まれるため、利子が高めに設定されているでしょう。

つまり発行体の信用度を見極めて債券への投資をすれば、預金よりも高い利子を受け取れ、株式よりローリスクで運用できることになるのです。

ただし、つみたてNISA対象商品に債券だけで運用している投資信託がないため、ローリスクローリターンで運用したいと思うのであれば、債券や株式などをバランス良く組み入れた投資信託を選ぶと良いでしょう。

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄をいくつも買うことでリスクは抑えられるが……

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分散投資のことを考えれば、つみたてNISA対象商品を複数購入することがおすすめですが、分散することでリスクが下がる分、リターンも下がる可能性があります。

株式も債券も投資信託も価格が変動する金融商品は、ほぼ毎日価格が変動し、リスクが高い金融商品ほど価格の変動が大きくなるでしょう。価格の変動が大きければ損するリスクも大きくなりますが、利益が出る際はその分大きなリターンを受け取れます。これは投資をするうえでのメリットといえます。

リスクを恐れる気持ちもあるかもしれませんが、恐れているばかりでは投資はできません。自分がどのくらいの価格変動であれば不安にならず投資を続けられるのかを考えて、商品選びをしましょう。

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄で2つ以上買いたいなら組み合わせが大切

商品の選び方によっては、複数購入でリスクを分散させながらリターンを期待できる方法もあります。その場合は、投資先の組み合わせがポイントです。

例えば、株式に興味があり、比較的価格変動リスクを取っても良いという投資家がいたとしましょう。先ほども紹介したように、ひと言で「株式に投資する商品」と言っても、つみたてNISA対象商品には、さまざまな種類があります。

世界の株式に投資しているものや国内株式に投資、新興国の株式に投資しているものなどさまざまです。いくつかの商品を組み合わせて資産運用しようと考える場合には、世界の株式に投資している投資信託と国内株式に投資している投資信託の組み合わせは、組入比率によっては分散効果が小さい場合があります

なぜなら、世界の株式に投資している投資信託の組み入れ銘柄の中に、国内株式が含まれているからです。同じような値動きをする投資信託を組み合わせてもリスクを分散させることはできません。

この場合であれば、国内株式に投資している投資信託と新興国の株式に投資している投資信託との組み合わせであれば、分散投資の効果が得られるでしょう。

異なる値動きをする投資信託を組み合わせれば、国内株式が下落した場合でも新興国株式の値上がりがカバーしてくれる可能性があります。つみたてNISAで複数商品購入するのであれば、組み入れ銘柄の種類をしっかり確認し、同じような銘柄に投資していないかチェックしましょう。

主なおすすめの組み合わせは以下の通りです。

◆国内株式+新興国株式
◆国内株式+米国株式
◆国内株式+欧州株式
◆先進国株式+新興国株式
◆先進国外国株式+国内株式+新興国株式

この他にも指数に連動するように作られたETFを組み合わせるなど、組み合わせは自由自在です。自分の投資方針に合わせて、興味がある分野のつみたてNISA対象商品を選びましょう。

しかし、投資初心者にとっては、この組み合わせが難しいと感じることもあるかもしれません。そういった場合は、無理をせず、1つの商品に投資すれば良いでしょう。世界の株式に投資しているものや株式や債券などバランス良く投資しているものなどがおすすめです。

そうすれば買付商品の中で資産を分散して投資してくれているので、組み合わせを考える必要はありません。値動きや組入銘柄の変動を定期的にチェックして資産管理しましょう。投資に慣れてくれば、自己判断のもと、他の商品を組み合わせたりつみたてNISA以外の課税口座で取引を始めたりしても良いかもしれませんね。

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄でおすすめの全世界株式のファンド

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ここからは、SBI証券や楽天証券でつみたてNISAを始める予定の方に、つみたてNISA対象品の選び方を紹介します。

SBI証券のレビュー

初めての方にもおすすめ
複数の証券会社を利用しましたがSBI証券がアプリ、ホームページの利用方法が分かりやすくて、1番使いやすいです。アプリのメンテナンスが多いのが若干マイナスポイントですが、日中の取引時間帯に利用できなくなるようなことはないので問題ないでしょう。また、手数料も安いのでこれから証券会社の口座開設しようと考えている方はおすすめです。

引用元:価格.com

継続は力なり
SBI証券は、10年以上にわたって利用させていただいてます。
かつては、20数社と多く運用していましたが、今は、株式を10数社持って運用しています。
株式ほ、主に優待券のあるもので運用していますが、この証券会社のさまざまなサービスのおかげで、とてもうまく運用することが出来てます。
運用益も元値から考えると、私のような素人でも、信じられないくらいの状況です。 これからも、的確な情報を期待できる証券会社だと思っています。

引用元:価格.com

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楽天証券のレビュー

楽天ポイントで投資も出来る、取扱商品も多い証券
楽天会員なので取引でポイントが貯まることを知り楽天証券を利用してみました。利用してみてのメリットは手数料が安いことです。投資を初めたばかりの方や取引コストを抑えたい方にはおすすめです。取扱商品も他の証券会社に比べて多いため自分に合う商品を探しやすいです。またポイント投資と言って楽天ポイントを使って投資が出来るコースもあり、現金を使わず気軽に出来ます。楽天証券は楽天会員だとすぐに口座開設の申込みもできて簡単です。

引用元:価格.com

総合的にバランスよくて使いやすい。
UIが秀逸でパソコンでもスマホでも見やすい。ポイントの付与の改正が話題になるが口座を持ってて損はない。他サービスでチビチビ貯まる楽天ポイントを全部投資信託の積立にまわしている。
ゴチャゴチャしがちなホームページが見やすいというのは地味だがかなり大きなメリット。他の証券会社も使ってるとそれが際立つ。

引用元:価格.com

\手数料は業界最低水準/

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価格変動のリスクをある程度取っても良いと思っている方で、株式に興味のある方は、全世界株式ファンドがおすすめです。ここでは特におすすめの3つの投資信託を紹介します。いずれもSBI証券と楽天証券で取り扱いがあり、人気の商品です。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

この投資信託は、日本および先進国、そして新興国の株式市場の値動きに連動するように作られたファンドで、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」を基準にしています。

そのため、このインデックスに採用されている株式やDRと呼ばれる預託証書に投資しているのが特徴です。対象インデックスの国や地域別の構成比率は、先進国が88.0%で新興国が12.0%、対象国とするとアメリカが56.6%でもっとも割合が大きくなっています。

原則として為替ヘッジを行っていないため、株式などの価格変動と合わせて為替の影響を受ける可能性があるでしょう。また、1年に1回決算を行い、分配金額を決めますが、運用の状況によっては分配金を支払わないケースもあります。

これまでのリターンや手数料、信託報酬などを楽天証券のデータや目論見書を参考に、以下の表でまとめました。

リターン(年率)6ヵ月:-13.2%
1年:6.7%
3年14.2%
手数料・信託財産留保額なし
信託報酬0.1144%

SBI証券での週間販売金額第2位、積立設定件数第2位です。楽天証券では買付ランキング第2位、積立設定件数ランキング第3位でした。

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楽天・全世界株式インデックス・ファンド

全世界の株式市場の動きに連動するように作られており、こちらの投資信託では、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスが基準となっています。バンガード・トータル・ワールド・ストックETFに98.5%、短期金融資産やその他に1.5%投資しているのが特徴です。

楽天証券では、ファンドセレクション2021選定銘柄にも選ばれました。原則として為替ヘッジは行いません。1年に1回決算を行い、運用状況によっては分配金が支払われますが、分配がないケースもあります。

これまでのリターンや手数料、信託報酬などを楽天証券のデータや目論見書を参考に、以下の表でまとめました。

リターン(年率)6ヵ月:-14.8%
1年:5.2%
3年13.6%
手数料・信託財産留保額なし
信託報酬0.132%

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SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま・全世界株式)

全世界の株式市場の動きと連動するように作られており、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを基準としています。

基本的な投資割合は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに60%、SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETFに30%、SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETFに10%です。

決算は年に1回(11月)で、運用成果によっては分配金が支払われることがあります。楽天証券での積立設定件数17位、SBI証券での積立設定件数8位です。

これまでのリターンや手数料、信託報酬などを楽天証券のデータや目論見書を参考に、以下の表でまとめました。

リターン(年率)6ヵ月:-15.0%
1年:5.1%
3年13.4%
手数料・信託財産留保額なし
信託報酬0.0682%

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つみたてNISA(積立NISA)対象銘柄でおすすめのバランス型ファンド

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次に、リスクをできるだけ抑え、いろいろな資産に分散して投資したいと考えている方におすすめの投資信託を2つ紹介します。どちらもSBI証券と楽天証券で購入することが可能です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

さまざまなインデックスファンドを組み合わせて、国内外の株式市場や債券市場の動きに連動するように作られた投資信託です。基本的な投資割合は、国内株式、国内債券、先進国債券、先進国株式に各25%ずつ投資することとなっています。

基準となるインデックスは、TOPIX(東証株価指数)(配当込み)やNOMURA-BPI総合、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)です。

原則として為替ヘッジを行わず、1年に1回、11月に決算が行われます。楽天証券では、同じ分類の投資信託と比較して、効率良く運用できている投資信託を、ファンドスコアを用いて評価しています。この投資信託は、最高ランクのファンドスコア5(3年)の評価を得ているのが特徴です。

これまでのリターンや手数料、信託報酬などを楽天証券のデータや目論見書を参考に、以下の表でまとめました。

リターン(年率)6ヵ月:-8.0%
1年:2.7%
3年7.4%
5年5.47%
手数料・信託財産留保額なし
信託報酬0.154%

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楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

別名楽天・バンガード・ファンドと呼ばれることもある投資信託です。日本を含めた全世界の株式や債券に投資し、資産の基本配分は各50%ずつになっています。外貨建て資産に対しては為替ヘッジを行い、為替変動リスクを抑えているのが特徴です。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとブルームバーグ・グローバル総合インデックスを基準にしています。年に1回決算を行う投資信託です。楽天証券のファンドスコアは5(3年)で、効率良く運用できていることが分かります。

これまでのリターンや手数料、信託報酬などを楽天証券のデータや目論見書を参考に、以下の表でまとめました。

リターン(年率)6ヵ月:-15.4%
1年:-1.24%
3年6.5%
手数料・信託財産留保額なし
信託報酬0.132%

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つみたてNISA(積立NISA)を始めるならまずは1種類から

つみたてNISA対象商品はどれも長期積立投資に向いているものばかりです。とはいえ、リスク低減のために分散投資しようと、複数銘柄を購入する人もいるでしょう。

しかし組み合わせ方によっては意味をなさないケースもあるため、投資初心者は、まずは1種類から始めるのがおすすめです。自分のリスク許容度や興味を考えて、運用する銘柄を決めましょう。

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