この記事は2022年12月6日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年12月6日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
マーケットはWSJのニックティミラオス氏の記事に右往左往している感じだ。
しかしながらそこにパウエルFRB議長の本意があるだろうし、今年2022年の相場変動を見るとニック氏の記事で相場が何度も転換点を迎えているため無視はできない。
現在の為替相場の戦略やスタンス
先週1日(木)日本時間早朝のパウエルFRB議長の講演内容を、市場はハト派的と解釈しドルがかなり売り込まれ株が上昇した。しかしおそらくこれを、パウエルFRB議長およびFRBが嫌ったのだろう。次のCPIやFOMCまでは、米金利が少し高めで推移していくことを想定している。
よって米ドル/円はやや堅調推移を想定。また、ユーロ/米ドルは9月おわり頃から反転していたが、もしかしたら一旦の天井を見たかもしれないと考えている。
▽ユーロ/米ドル の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。