本記事は、やまもとりゅうけん氏の著書『金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン』(KADOKAWA)の中から一部を抜粋・編集しています。

お金持ちはフットワークが軽い

ビジネスアイデア
(画像=taa22/stock.adobe.com)

年収が1億円を超えているお金持ちに共通しているのは、フットワークの軽さです。

とにかく動き出しが早い。「やってみる」を前提に考えているため、「どうしようかな……」と迷って立ち止まる時間がありません。情報交換をしている中で、仲間内のあるメンバーが、実経験に基づいて「こんなことをやったら儲かったよ」という話をすると、すぐに2、3人のメンバーが「おれもやる!」と声を上げるイメージです。

私が主宰する小規模事業者向けのビジネスコミュニティ「人生逃げ切りサロン」では現在、Lステップを導入しています。

Lステップとは、LINEの公式アカウントによる顧客管理&ステップ配信ツール。サロンメンバーにとっては、学習したい内容を段階立てて学べるようになり、サロンを管理する私は、その学習度合いの進捗をかん して見られるようになります。Lステップの導入で、サロンメンバーの満足度も高まり、講座の売上も伸びました。

実はこの「Lステップの導入」も、何気ない会話の中で仲間に「これ、いいですよ」と教えてもらったものです。私も話を聞き、よさそうだと感じたので即、導入。結果的に大成功となりました。

誰でも「お金持ち」になれる

ただ、「お金持ちはフットワークが軽い」という話は、ある意味「卵が先か、鶏が先か」の面もあります。

お金持ち「だから」フットワークが軽いのだ、ともいえるからです。

Lステップの導入にあたり、私は対応するウェブアプリをつくるために数百万円を掛けました。「失敗するかもしれない」という思いも、なかったわけではありません。ただ、仮に数百万円の損害で済むのならば試す価値はあると思い、導入を決めました。

数百万円の損害が出ても耐えられるだけの経済的体力があるから、即決できた。それは紛れもない事実です。

お金があるから、思い切れる。つまりフットワークは軽くなるのです。

「お金がないから思い切れない。フットワークが重い。フットワークを軽くしろと言われても無理」

そう考える人もいるかもしれません。

しかし大丈夫。誰でもお金持ちになることはできます。

その手段が「副業」や「フリーランスとしての独立」なのです。

金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン
やまもとりゅうけん
ワンダフルワイフ株式会社代表。1987年大阪生まれ。神戸大学経営学部卒業。新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。2017年、オンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5500人超まで拡大。「ビジネスYouTuber」としても活躍。チャンネル登録者数は2020年現在約10万人を誇る。著書に『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)。

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