この記事は2023年2月9日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


金融政策
(画像=PIXTA)

2023年2月9日(木)の午前11時すぎに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

日銀正副総裁人事案の国会提示は明日10日(金)と一部で報じられていたが、来週にずれ込む見通しだ。

本命視される雨宮総裁の提示なら市場はある程度織り込み済みだが、他の候補者の名前が挙がればかなりのサプライズとなり、円買い戻しの動きが強まる可能性もある。政府・日銀に共同声明の見直しを提言した翁氏が副総裁として指名されるかにも注目したい。

さらに、来週14日(火)には米1月CPIの発表が予定されている。言わずと知れた米国の金融政策を左右するインフレ統計で、市場の関心はきわめて高い。前年比の伸び率は、高止まりしつつも緩やかな鈍化基調が続くと予想されている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

市場の関心は早くも来週の日米重要イベントに向かっている。米ドル/円は、強い手掛かり材料が出そうにない本日9日(木)と明日10日(金)は「軽めに流して来週に備える」展開が予想される。

130.50円前後が引き続きサポートとして期待できる一方、心理的節目の132.00円と50日移動平均線が通る132.30円はレジスタンスになりそうだ。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。