この記事は2023年4月14日(金)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

投資
(画像=PIXTA)

2023年4月14日(金)の午前8時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円中心に方向感なく乱高下しているだけのマーケットをみているとピンと来ないかもしれないが、今週の為替市場も欧州通貨中心にドルは続落。

昨日13日(木)のユーロ/米ドルは、ほぼ1年ぶりの高値まで上昇(=ドル下落)した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ゴールドは3日続伸で、2,040.00ドル付近でクローズ。ゴールドと相関性の高い通貨は米ドル/スイスフラン。ゴールドが上昇するのに追随し、スイスが上昇(=米ドル/スイスフランが反落)。

仮想通貨が続伸していることも相まって、米ドル/スイスフランは続落している。よって戦略としては、米ドル/スイスフランの戻り売りとユーロ/米ドルの押し目買いで臨みたい。

▽米ドル/スイスフランの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。