日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 29,242.82円 △292.94円
為替 1ドル=134.89円
売買高(東証プライム、以下同) 13億9,965万株
売買代金 3兆2,746億39百万円
値上り銘柄数 1,497銘柄
値下り銘柄数 288銘柄
騰落レシオ(25日) 133.48%

市況概況

月初の買いのような買いが入り大幅高

米国市場はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから買い先行となった。

特に買い上がる材料もなく、空売りの買戻し一巡感もあったのだが、寄り付きの買いが一巡となった後もPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄を中心に買いが入って指数が押し上げられた。TOPIXはほぼ全面高のなかで大幅高となったが、日経平均は指数に影響の大きな銘柄も特に買われるでもなく、上値は限定的となった。

昼の時間帯も堅調な地合いが続き、後場は前場の高値を上回っての始まりとなった。いったん手仕舞い売りに上値も重くなったが、買いが止まるということでもなく、最後まで買いが続き指数は大幅高となった。

特に買い上がる材料もなかったが、好調な決算に反応するもの、さらにPBR1倍割れ銘柄の水準訂正なども見られて総じて堅調だった。最後は若干上値も重くなったが、高値圏での引け、大幅高となった。

小型銘柄も堅調な地合いが続き、総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース株指数は終始堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、上昇が続く中でも先導して買われるという感じでもなかった。指数を押し上げる要因となったが、あくまでも目先筋の買戻しが主体という感じで指数に追随して買われるというような雰囲気だった。

買戻し一巡、月初の買いが一巡となって調整となるかと思ったが、ほぼ全面高となった。特に材料がないなかでの大幅高で、上がるから買うというような指数先行型の上昇となっている。

年初来高値水準まで買われたがさすがにここから先は買い難さも見られると思うが、空売りが積み上がっていればもう一段の上昇となるのだろう。買戻しが進んでいれば、ここが高値となって、買われたものから売られるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

再び高値を試す動きとなったが、ここで抜けなければ「毛抜き天井」となるのだと思う。25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。