この記事は2023年5月15日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年5月15日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週12日(金)の米ドル/円は終日買われた。60分足チャートを見ると12日(金)の午前9時の足で134.40円付近の安値を付け、翌13日(金)の午前1時の足で135.75円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は135pipsと比較的大きな値動きだった。
タイムサイクル的には5月3日~15日の底値圏が終了。5月12日~25日の天井圏に向かっている。エリオット波動的には4波のなかのa波が2月2日に終了し、現在上昇b波の中の下げのc波がスタートしたばかり。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円4時間足のテクニカルポイントとしては、3月8日の高値137.91円付近を超えるかどうかだ。
しかし、個人的にはこの上げは136.50円付近で止まり、下落のスイングの転換とされていくのではないかと思っている。3月24日から引ける上昇の斜めラインを切ってくると下向きの勢いが加速しそうだ。
▽米ドル/円の4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。