この記事は2023年6月5日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年6月5日(月)の午前9時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週2日(金)、米国の5月雇用統計における非農業部門雇用者数は33.9万人プラスと予想19万人を大幅に超え、失業率は7カ月間で最高の3.7%と上昇した。また、米国株は大きく上昇し、米長期金利も5日ぶりに大きく反発、米ドル指数も急反発となった。これを受けて米ドル/円も再び140円台へと急反発している。
60分足チャートを見ると、先週2日(金)の正午12時の足で138.60円付近の安値を付け、翌3日(土)午前3時の足で140.07円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約147pipsと比較的大きな値動きだった。
タイムサイクル的には5/26~6/6の天井圏が5月30日(火)に終了し、6/2~6/12の底値圏に向かって下落しているが、先週6月2日(金)に底値圏が終了し、次の天井圏に向かっている可能性が出てきた。
現在の為替相場の戦略やスタンス
テクニカル的には、米ドル/円4時間足チャートの139.50円付近と138.70円付近にあるサポートラインに注目していきたいところ。このライン付近までの押し目を待ってからのロング入りが快適だろうか。
▽米ドル/円の4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。