この記事は2023年6月20日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年6月20日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
本日20日(火)午前中、RBA議事要旨および日本株の調整売り等で米ドル/円は一時的に141.60円付近まで下落したのの、すぐに142円台に戻された。142円台は昨年11月の戻り高値でもある。
また142.50円付近は添付図の通り、61.8%戻しとなり重要なレジスタンスである。テクニカル的にこのレベルで売りを仕掛けたい人は多いようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
来月7月の日銀の政策金利決定会合での変更見通しが立たなければ次第に円安方向に行くのではないだろうか。昨年と違い米ドル/円のロングポジションが少ないので、継続的な円高はまだ難しそうに見える。
▽米ドル/円 の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。