この記事は2023年7月10日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年7月10日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週7日(金)米雇用統計の非農業部門雇用者数は2020年12月以来の低い数字となる20.9万人だった。米ドル/円は7日(金)は終日売られた。
60分足チャートをみると午前9時の足で144.20円付近の高値を付け、翌8日(土)午前5時の足で142.07円付近の安値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約213pipsと極めて大きな値幅だった。
タイムサイクル的には7月14日~7月20日の底値圏に向かっている。エリオット波動的には4波のなかのa波が2月2日に終了。7月5日に上昇b波が終了し、下降c波に入った。
現在の為替相場の戦略やスタンス
60分足チャートでは、トレンドラインとその平行線のチャネルラインの上限を大きく超えて推移していたが、チャネルライン上限までの下落が起こっている。
今はこのラインにサポートされ跳ね返されるかと思うが、下落スピードが速くなってきているため、142.87円付近にあるレジスタンスまで引き付けて、売りを考えたいところだ。
▽米ドル/円60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。