駐車マスの枠内にしっかり収める
サービスエリアの駐車場は、多くの車が駐車できるように設計が施されています。駐車するための駐車マスは太い白線でしっかり区切られており、駐車する位置がわかりやすくなっているので助かります。ただし、そんな白線の駐車マスからはみ出して駐車している車も結構みかけます。あるいは、白線のラインに沿わず斜めに駐車している車なんかもあります。
これらの車もいわゆる迷惑駐車の一種となります。駐車マスをはみ出したり斜めに駐車したりしてしまうと、周囲の車が駐車しづらいあるいは駐車できなくなってしまうためです。また、駐車はできるけどドアを開けて外に出る分のスペースがないのも迷惑なケースとなります。
こちらのケースで意外と盲点となるのが、車の前後の駐車ラインです。みなさん、左右の駐車ラインは気にされる方が多いのですが、自分の車の前後も気にされているでしょうか。サービスエリアの駐車マスは前後2台停めれるようなスペースが多いので、たとえば自分が前のスペースに駐車していてあまりにも後ろよりに駐車してしまうと、後ろのスペースの方の駐車マスを侵食してしまうこともあります。
サービスエリアでの駐車は決められた駐車マスの中に収めるようにすること、白線の中に収めるようにするようにしましょう。もし多少でも不安があるなら、駐車した後に車を降りて一度自分の車の周りを一周して、しっかり駐車できているか確認するのもおすすめです。
駐車場内は徐行する
サービスエリア・パーキングエリアは、多くの車や人が行き交う場所です。私もあらゆる場所を運転しますが、SA・PAほど多くの車や人でごった返す場所はなかなかないと感じております。
その分危険も多く潜んでいるため、危険が多いことを認識したうえで走行する必要があります。具体的には、いつどこから車や人が飛びだしてきてもいいようにSA・PAの駐車場内ではつねに徐行するようにしましょう。
徐行とは、ブレーキを踏めばすぐに停車できる速度で走行することで、時速15km以下で走行することをいいます。高速道路からSA・PAに入ると、高速道路での速い速度での走行の感覚に慣れてしまっている分、時速30〜40kmでもかなり遅く走行している感覚になるため、しっかりスピードメーターをみながら、自分の間隔よりも遅い速度で走行することが大切です。
SA・PAの性質上、人が車と車の間をすり抜けて歩いてきたり、どこからともなく予想外な方向から飛びだしてきたりというケースが多いですし、小さなお子さん連れの家族も多いので、しっかりと気をつけなくてはいけません。