日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,703.51円 △213.34円
為替 1ドル=155.87円
売買高(東証プライム、以下同) 17億7,712万株
売買代金 4兆2683億68百万円
値上り銘柄数 602銘柄
値下り銘柄数 988銘柄
騰落レシオ(25日) 87.00%

市況概況

米国株高を受けて買い先行となったが、上値も限定的

米国株が堅調、特にナスダック指数が大きく上昇したことなどから、本日の日本市場は買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後も何度か39,000円を試す動きになったが、結局抜けることができず逆に手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、安値圏で前場の取引を終えた。空売りも積み上がっておらず、戻り売りに押されるなかで買い急ぐ動きが見られなかった。

昼の時間帯も手仕舞い売りに押される形で、後場も上げ幅縮小しての始まりとなった。前場の安値水準まで戻すが売り直されるという状態が続き、指数は小動き、全体としては戻り売りが多いという雰囲気だった。結局最後まで買いが続かず、戻れば売りという状況のなかで上げ幅を縮小、ほぼ安値引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの指数を大きく動かすようなことも、方向づけるようなこともなかった。相変わらず上がれば売り、下がれば買いということで大きな方向感は見られなかった。

保ち合いが続いており、依然として戻り売りに押される展開となっている。75日移動平均線も上昇が止まるところでもあり、上値の重さが確認されては売り直されるという状況が続くのだろう。

指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がらなければ踏み上げ相場も期待できず、下がれば買い、上がれば売りという保ち合いが続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

またまた75日移動平均線に上値を押さえられる形となった。25日移動平均線や基準線も75日移動平均線も雲も横這いとなってくるところだが、保ち合いがどこまで続くのかという状況だ。放れをしっかりと見極めてからでも遅くないと思う。それまでは保ち合い継続というスタンスで対処したい。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。