日経平均 | 39,038.16円 △354.23円 |
為替 | 1ドル=157.03円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,552万株 |
売買代金 | 3兆3195億42百万円 |
値上り銘柄数 | 1,327銘柄 |
値下り銘柄数 | 286銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.93% |
市況概況
特に手掛かりに乏しい中で一時大幅高
週末の米国株は冴えない展開だったが、朝方発表されたGDP(国内総生産)が上方修正となったこともあり、小幅高の始まりとなった。
寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押される場面もあったのだが、指数先行での買いが見られ堅調な展開となった。上値の節目と見られた38,800円を超えて38,900円まで突っかけて堅調な地合いが続いた。
昼の時間帯も先物買いが見られ、後場も前場の高値を上回り、寄り付き直後に39,000円を上回る展開となった。
その後は39,000円を超えたということで手仕舞い売りに押されるものも見られ、上げ幅縮小となったが、前場の高値水準で下げ渋りとなると再度買い直されさらに大きく上昇となった。戻れば売りという感じだったが、値持ちはよく、結局39,000円を超えて高値圏での引けとなった。
小型銘柄も目先の値動きに連れて買われるものが多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調となった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあり、指数を先導して上昇する場面も何度か見られた。持高調整の買戻しというよりは指数を買う動きの一環と見られた。
最近は週明けに買いが入るケースが多く、特に理由のないなかで上値を試す動きとなった。明日は逆に手仕舞い売りに押される展開となると思われ、まだまだ保ち合いが続くのではないかと思う。
本日のような指数先行で買いが入るのかどうかということになるのだが、金利上昇などを嫌気する動きも出てきそうで、空売りが積みがらなければ再度下値を試すことになると思う。
テクニカル分析
日経平均
再び75日移動平均線の水準まで上昇となった。25日移動平均線や基準線にサポートされた形ではあるが、まだ完全に抜けきったということでもなく、保ち合い継続と考えて良いと思う。再度25日移動平均線や基準線までの下落はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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