日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,683.93円 ▼19.58円
為替 1ドル=155.54円
売買高(東証プライム、以下同) 14億5,996万株
売買代金 3兆4623億88百万円
値上り銘柄数 954銘柄
値下り銘柄数 634銘柄
騰落レシオ(25日) 91.61%

市況概況

米雇用統計の発表を控えた週末で方向感に乏しくまちまち

米国株がまちまちで方向感は見られず、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きな動きとなっていなかったことなどもあり、本日の日本市場は売り先行となったものの一時堅調となるなど冴えないながらも下げない相場となった。

上がれば買われ、下がれば買われるということで方向感は見られず、個別に見ても米国市場と同じように同業種や同業態でもまちまちだった。ロングショートの解消か新たにポジションを取るような動きもあったのかもしれない。

昼の時間帯も特に動きはなく、後場も冴えない始まりとなったものの売り急ぐでもなく、前場以上に方向感なく指数は小動きとなった。前場と特に変わったようなところもなく、業種や業態で大きく売られたり、買われたりということもなく、全く無風状態で退屈な相場となった。結局最後まで大きく下げるでもなく、かといって上がるでもなく、閑散小動きという状況だった。

小型銘柄はミーム株などを囃す動きもあり堅調なものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は買戻しなどで押し上げられて大幅高となった。先物は全く方向感は見られず、下がれば買い、上がれば売りということで週末の持高調整に終始していた。

今日は週末のなので動きが見られるかと思ったが全く無風となった。

保ち合い相場も煮詰まってきたということでもあり、今晩の米雇用統計や来週の米FOMC(公開市場委員会)、日銀の金融政策決定会合、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出ということで大きく一方向に動く可能性もある。放れた方につくということなのだろうが、どこまで売り上がるか、買い下がるかという水準を考えておくと良いのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

今度は雲のなかで25日移動平均線や基準線にサポートされた形で小動きとなった。ここを割り込むか、再度75日移動平均線を抜けて上昇するかで今後の方向も決まるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。