テクニカル分析(ランド/円)

年間首位に躍り出る。ほぼ円買い介入以降の半値戻し

 日足、3σ下限から中位へ反発。雲の下。8月15日-16日の上昇ラインがサポート。7月11日-8月16日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
 週足、7週連続陰線も8月5日週の長い下ヒゲで反発。8月55日週-12日週の上昇ラインがサポート。7月29日週-8月12日週の下降ラインが上値抵抗。5週線下向き、20週線上向き。
月足、7月は大陰線も、8月は長い下ヒゲで反発中。ほぼ円買い介入以降の半値戻し。ボリバン上位。23年6月-24年8月の上昇ラインがサポート。雲の中に落ちず。5か月線、20か月線上向き。
年足、2023年は円とデッドヒートを繰り返しほぼ同位の10位。今年は円を引き離す。21年-23年の上昇ラインがサポート。08年-22年の下降ラインを上抜く。

南アランド見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

喜望峰

政策金利は9月に引き下げか

 南ア中銀は9月19日の次回会合で2年余りぶりの利下げに動くとの予想が大勢だ。
エコノミスト26人中19人が、次回会合で政策金利は0.25%引き下げられて8.00%になると回答した。年内は11月にも同じ幅の追加利上げが行われるとの声が多数派だった。
中銀はインフレ抑制のため金融引き締め姿勢を維持してきたが、6月の物価上昇率は5.1%まで鈍化している。
南アの景気回復は小売りと製造業が先行し、重要な鉱業が出遅れている。それでも電力不足が和らぎ、金利が低下方向になったことから、経済はようやく上向きに転じつつある。年内から来年にかけてさらに緩やかな成長が見込まれている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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