
(画像=「セブツー」より引用)
しまむらは3月31日、2025年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は6653億5800万円(前年比4.8%増)、営業利益は592億4000万円(同7.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は418億8500円(同4.5%増)と増収増益で、売上高と各利益は過去最高を更新した。
売上高構成比で74.8%を占める主力のしまむら事業は、売上高は前年比4.4%増の4977億900万円だった。プライベートブランド(PB)を強化してきたしまむらは、「クロッシー(CLOSSHI)」とその高価格帯の「クロッシープレミアム(CLOSSHI PREMIUM)」の売上高が前年比13.6%増となり、好業績を牽引した。PB比率も24.3%を占めるまでに拡大している。
また、今期は7人組ボーイズグループ「EVNNE」や4人組ムード歌謡コーラスグループ「純烈」などとコラボレーションし、さまざまなコラボアイテムやキャンペーンを展開してきたが、「しまむら超サプライズセール」「歳末セール」「初売り」といったセールや催事が売上高を押し上げた。特に、ワンピースやブーツ、バッグを990円で売り出した「しまむら超サプライズセール」は、チラシを配布した初日の売上高と客数は過去最高を記録、新規顧客の獲得にも繋がった。
しまむらの2026年2月期の通期連結業績予想は、売上高は6926億4000万円(前年比4.1%増)、営業利益は606億9000万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は428億5800万円(同2.3%増)としている。