本記事は、野呂 エイシロウ氏の著書『仕組み化する人はうまくいく 先延ばしをなくし「すぐやる人」になる55の法則』(アスコム)の中から一部を抜粋・編集しています。

翌週のスケジュールは金曜じゃなく月曜にチェックする
この原稿を書いているのは月曜日の朝です。
今朝の仕事の1つは、今週のスケジュールのチェック。火曜日の19時から2時間空いていたので「床屋」と書いておきました。その他は次のような感じです。
- 水曜日の15時から30分の移動時間に「奇跡体験! アンビリバボーのネタを考える」と書く
- 木曜日の午前10時の移動時間に「日経新聞の連載の取材のメールを送る」と書く
- 木曜日の19時の「ヨガ」を出席に。18時半から移動と書く
そう、スキマ時間の使い方をチェックします。
スケジュールは1週間分を見渡すのが大事です。ついでに来週のスケジュールをチェックします。
「この会議の資料は必要なんだっけ?」
「この会社への移動時間は何をすればいいんだっけ?」
「このランチのお店の予約は済んでいるのだろうか?」
「この会議の議題は?」
「この夜の会食のミッションは?」
などなど、準備できていない部分を探します。
それを毎日やっていると、スケジュールの精度がどんどん上がっていきます。自分のスケジュールがどんどん完璧な方向に進んでいくのです。
「野呂さんはスケジュールがたくさん入ってないと落ち着かないタイプなのかな」そう思われるかもしれません。
しかし、そうではないのです。僕は、スケジュールの全ては、「自分を高めるための行動計画」「夢をかなえるための設計図」と考えているのです。
たとえば、あなたが世界最高峰のエベレストに登山するとしましょう。それが子供の頃からの夢だと仮定しましょう。すると綿密な計画を立てると思います。
「なんとなく歩いていたら、エベレストの頂上にたどり着いちゃて……」
仮にそんな事態が起こったらまさにアンビリバボー。本当に世界がびっくりです。
実際には、綿密な計画を立てて進むと思います。
- 体力はどれくらい必要なのか?
- お金はどれくらい必要なのか?
- 言葉は?
- 現地の人とのコミュニケーションは?
- その前の練習は?
など。
なにもエベレストに登らなくても、綿密な計画と実行は大切です。だから、今週のスケジュールチェック、翌週のスケジュールチェックを欠かしません。すぐにできます。今すぐ、来週のスケジュールの不備を分析しましょう。

最新のテクノロジーをとりあえず使う
僕は、大学時代から“アップル教”に入信しています。
最初に触れたのは、学生起業したときに会社で買ったMacintoshクラシックというマシンです。
その後に自分でもMacintoshⅡciを購入しました。学生なのにアルバイトで200万円以上するマシンを購入し、人生を大きく変えました。
現在も、MacBook、iPad Pro、iPhoneそして、アップルウォッチを活用しています。
Windowsも持っていますが、メインマシンはアップルです。
テクノロジーの食わず嫌いはNGです。どんどん活用しましょう。
苦手な人もいらっしゃるとは思いますが、僕らはテクノロジーの進化とともに生きています。車も乗りますし、ペットボトルの水を飲みます。エレベーターでビルの高層階へ向かいます。
なんでもテクノロジーです。コンピュータやスマートフォンだけがテクノロジーではありません。
ですから、まずはテクノロジーを受け入れてみましょう。意外に簡単です。
僕が愛用しているアップルウォッチはすでに3台目。アップルウォッチ6です。携帯電話の機能もついています。だから電話を時計で着信するのも日常茶飯事です。すでに慣れました。
さらに、便利なのはスケジュール管理です。
- 次のスケジュールは明確(表示されている)
- 次の会議の場所などを入れておくと、移動時間と出発時間が明確
- 道案内も可能なので、歩きスマホをしないですみ、安全
という機能があるので、スケジュール管理も可能です。
ジムで運動中も、今日のスケジュールを簡単に見ることができます。そう、超便利なのです。
そのほかにもアップルウォッチでは、
- 歩数や脈拍数の管理など健康管理ができる
- アップルペイの決済が可能なので財布が不要
- 座りっぱなしを回避するために教えてくれる
- Siriで天気などを知ることができる
- LINEの着信がわかる
などなど機能満載で、時間を節約できます。
スケジュール管理の目的は時間の節約です。それを実現するためにアップルウォッチはお勧めです。

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- 予定に「目的」を書くだけで、行動が変わる
- 作業も、友達との時間も、ぜんぶ“予定”に入れてみる
- スケジュールの“精度”を高めると、それは「夢の設計図」となる
- 00分スタートはもう古い? 会議は“区切り悪く”がちょうどいい
- 1分のリマインドが、1時間の損失を防いでくれる
- 「とりあえず少し」から始まる、大きな変化
- 時間はケチるお金はケチらない、デキる人の時間節約術