
日経平均 | 42,649.26円 ▼625.41円 |
為替 | 1ドル=146.23円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億7,988万株 |
売買代金 | 5兆4482億86百万円 |
値上り銘柄数 | 456銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,109銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 154.15% |
市況概況
買戻し一巡から手仕舞い売りに押されて大幅安
米国株は堅調となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も意外と下げ渋りとはなったが、43,000円を割り込むと売り急ぐ動きも見られ、一気に42,600円台まで日経平均は売られた。昨日までとは逆に指数先行での下げで下値を試す動きとなった。
昼の時間帯も特に売り買いを急ぐこともなく、後場も冴えない始まりとなった後は戻りの鈍さを嫌気して前場の安値を下回る場面もあった。それでも何とか42,600円を維持すると買戻しも入り下げ幅縮小となったが、戻りは鈍かった。引けを意識する時間帯には買戻しなども見られたが、一方で戻れば売りというような展開で戻りの鈍さを嫌気する動きもあり、結局最後は手仕舞い売りを急ぐ動きで安値圏での引けとなった。
小型銘柄は昨日までとは反対に買戻しや幕間つなぎ的に買われる銘柄なども見られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物は前日までと反対に戻れば売り、戻らないから売りという状況で指数を下押す要因の一つとなった。
連日の急騰がようやく一服となり、大きな下げとなった。指数先行での下げであり、改めて買われる過ぎ銘柄を売り直すことになった。買戻し一巡となった銘柄から売られるということでさらに下値を試すことになるだろう。当面は高値を付けたということで戻れば売りということで下値模索となるだろう。
テクニカル分析
日経平均
ようやく大きな調整となり、三川の形が現れた。当面の高値を付けたことであり、25移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!