
日経平均 | 44,768.12円 △395.62円 |
為替 | 1ドル=147.47円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億7,146万株 |
売買代金 | 5兆5433億92百万円 |
値上り銘柄数 | 778銘柄 |
値下り銘柄数 | 861銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 131.07% |
市況概況
SQも大幅高だがあくまでも買い戻し
米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことに加え、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んでも買いが優勢で買い気配から始まる銘柄なども散見されて大きく上昇して始まった。その後はいったん上げ幅縮小となったものの以外に値持ちがよく堅調な地合いが続いた。
昼の時間帯も特に材料のないなかで3連休を控えた買い戻しなども見られ後場も前場の終値を上回って堅調な始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しを急ぐ動きがみられ、日経平均は値持ちのいい展開が続き、値持ちの良さが好感されて寄り付き直後の高値を試す動きとなった。さすがに44,800円を超えると手仕舞い売りに押され上値を押さえられたが値持ちのいい展開が最後まで続き結局高値圏での引けとなった。
小型銘柄は総じて手仕舞い売りに押されるものが多く、グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いはみられるものの積極的に買い上がるということでも、売り急ぐということでもなく、指数に連れて右往左往しながら上がれば売り、下がれば買いという展開だった。
3連休を控えて、連休明け高アノマリーなどもあり、買い戻しを急ぐ動きとなった。特に買い上がる材料もなく、指数に影響の大きな一部の銘柄だけで指数を押し上げている。買われすぎ銘柄がさらに空売りが積み上がって踏み上げ相場となっており、行くところまで行くということなのだろう。連休明けに買い戻しが一巡となると一気に調整となると思う。
テクニカル分析
日経平均
今日は東京エレクトロンが主体で指数を押し上げたが上値も重くなっており、週明けから調整となるだろう。25日移動平均線や基準線までの調整は早晩見られるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!